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2018年10月29日 (月)

2018年第3四半期終了アニメの感想

今期は、安定していたけど、ガツンとのめり込める作品が無かった。

-良作-
●STEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート ゼロ)
前作の終わりでは、未来の岡部の助言を得て自分をだますことで紅莉栖の死を回避させたという結末となった。でも、今作の初めでは紅莉栖を死から救えず、岡部の心が折れてしまった世界線であった。初めがこれで一時混乱してしまったけれど、結局そこまでに至る道であった辛い日々と心を新たにする出来事を描いた物語の補完であった。
鳳凰院凶真から中二病が抜けて、岡部倫太郎に戻り(?)仲間たちはその心痛を慮るけど、やはり鳳凰院凶真のキャラクターを愛していたというところとか。
解説サイトを見てみるとゲーム版で描かれているところが幾つか省略されているとのことで、機会があったらゲームをやってみたいものだ。

●ハイスコアガール
原作スキーなので期待してました。原作のキャラクターの魅力は万全に発揮できたかというと微妙な感じがあったり、3Dキャラクタは動きが見辛いかなと。
原作のはじめの頃は、まだ、連載が続くとは思っていないような構成で、アニメにするとき苦労するかもなとは思っていたけど、そこら辺は上手く構成できてたな。
この作品をアニメ化する意義は、ホンマモンのゲームの映像が使えたという点に限るかな。
その他については、アニメでやる意味がほとんどないような。
日高の報われなさが可愛い。

●ルパン三世 PART5
最近のルパン三世の良いところと、今シリーズで取り入れられた4週くらいで1エピソード(時々1話完結の軽い話もあったけど)というのは、話の重みが出てくるし複数エピソードが見られて世界観の広がりも見られ、おまけに最後のエピソードが前のエピソードに出てきた人たちが総集合して、これまた良い重み付けになったなと。
これからも、こういう構成でやってくれるといいね。

●天狼 Sirius the Jaeger
吸血鬼達に宝を狙われ、一族を皆殺しされ一人生き残った人狼族ユーリィの復讐劇ではあるけど、打ち解けられなかったチームメイトと分かりあい、最後には吸血鬼の事情も理解をしてユーリィの成長劇でもあった。
復讐を誓いつつも心優しきユーリィは感情移入しやすく、気の良いチームメイト、知的なリーダー、下宿先の芯のしっかりした(だけどおきゃんでドジっ子な)お嬢様など、魅力的なキャラクターで固められていて、そして、とても良い物語であった。
ただ、吸血鬼側の問題がもうちょい早めに出てきてくれれば、吸血鬼側の感情移入もできて、唐突さが薄れたかなとも思う。
”シリウスの箱”についても、対になるものがイマイチこれも唐突かなという感じ。正体も不明だし。無理やり感が。

●One Room セカンドシーズン
可愛い女の子と対面して、どんどん仲良くなっていくというなんとも嬉し恥ずかしなバーチャルな体験ができる胸がキュンキュンとなる良作。
オッサンには嬉し恥ずかしが必要ですが、これが30分となると致死量なので5分で良かったと思います。両親とかいますし。

-佳作-
●暦物語・終物語
暦物語は短編集の消化という感じか。
終物語は、忍野との決着と暦が人間に戻る話。
まあ、西尾維新氏の話は諄いので好きではないのだが、このシリーズは独特の味付け・・・というよりは灰汁抜き+高速に展開させて情報量を圧縮して意識に印象を残さないようにしているので、拒否反応は少ない。その代わり平坦な話回しな感触しか残らず、心に残らない作品になってしまった。
まあ、人気があるだけはあるよね。

●少女☆歌劇 レヴュースタァライト
初回は単なる宝塚のような演劇を学ぶ者たちの切磋琢磨する青春劇だと思わせておいて、実は大いなる力により1位を得て願いをかなえるための演劇のような演出をした戦いを見せ、その戦いで自身の(心の)問題とその解決という見せ方であった。「私、再生産」とか、演劇の演出を戦いで見せるという外連味が少女革命ウテナを思い浮かべたけれど、でもウテナからエグ味を抜いたような、スッキリした視聴感を感じさせた。
でも戦いをしている割には仲良し過ぎて、ウテナのような欲望を衝突させたギスギス感が無かったのが、あっさりしすぎ出会って、もうちょい外連味があっても良かったような気がするけど。

●オーバーロードⅢ
向かうところ敵なしという設定がイマイチ面白みが薄れるところ。
慎重すぎる葦運びで世界征服を進めているという点も、展開が遅い感じしかしない。
アインズは、もうちょい人間味がある采配をしていたのに、冒険者たちや王国に対して冷酷でしかない振る舞いをして、一貫性が無いようにしか見えないし。
迷走しているように思える。

●ISLAND(アイランド)
ミスリードばかり誘う話で、ヒントもなしでそりゃないよと思ったですよ。
タイムリープものとミスリードさせておきながら、歴史は繰り返すという話だし、転生と見せかけて凛音は凛音じゃなかったとか・・・。
誰もわかんねーよ。まあ、インパクト第一なノベルゲーらしい内容かなと。

●京都寺町三条のホームズ
最近はやりの軽い事件について、他人の心の推移を読んで、ズバリな推理を見せる京男と、ひょんなことからバイトして骨董についての眼を養うこととなった女子高校生の恋愛未満な2本立て。
謎はまあ、人情ものぽいところもあり、安心してみていられる。
円生という贋作坊主といういやらしい敵のようなライバルのような存在がいて、これはホームズに準えた話であるからモリアーティのような存在を出さなきゃという使命的な感じだったのだろうけど、ちょっとエグ味が強いような感じが微妙。
まあ、女子向けのラノベらしいという感じではあるか。

●深夜!天才バカボン
おそ松さんの二匹目の泥鰌を狙ったのか、赤塚不二夫氏の代表作である天才バカボンを現代のアニメで表現したという感じか。
メタ的だったり風刺が効いた内容で、実験アニメ的なところもあり、結構笑わせてもらった。
誰向けと言われれば、(少なくとも腐女子には受けなさそうな)シニカルなアニオタオッサンくらいしか向いていないような人を選ぶアニメだった。ニッチだな。

●僕のヒーローアカデミア(第3期)
まあ、安定。でも話が進まないね。
遂にオールマイトの仇敵との決着を付け、しかし社会情勢がヒーロに冷たくなり、しかも特殊能力を悪事に使うビランが蔓延る状況になってしまうというマイナス方向に
結局、ジャンプ作品らしく、ビランが出てきて敵対するメンバーが増えた挙句、それに将来的にバランスをとるため正義側も仮免試験で新しいキャラクタをどんどん出してきて、それが収拾がつかなくなってきている感がある。
どのように広げた風呂敷を畳むのかという感じ。

●はるかなレシーブ
まんがタイムきららフォワードって言うと、(よく知らんけど)スポーツ物はほとんど無い中、ビーチバレー物という女子の世界を
正直、試合の進み方がよくわからんかった。負けていたのに点数的にはいい勝負だったり。まあ、いい試合をしないと意味が無いのはわかるけど、乱雑さしか感じなかった。
魅力を一言でいうと、「お尻とオッパイ、ありがとうございました」

-及第点-
●はねバド!
・・・ヤンスポ物(病んでいるスポーツ)・・・酷い。
スポーツ物って、ライバルとともに切磋琢磨して、友情・勝利から、カタルシスを得たり爽やかさを感じるものなのに、嫌味な言動でドロドロが続いて見ていて嫌な気分にしかならない。
いや、アニメとして画も試合の動きも話の演出も上手いと思うけど、根本(原作)のヤンデレなところが途轍もなくエグくて、うんざりする。

●プラネット・ウィズ
メイドのおねーさんとか猫のぬいぐるみと一緒に暮らしている少年という変わった日常設定+超能力で外装兵器を構築して戦うというありきたりな非日常設定でできていた作品。
結局、非日常な戦いがメインなので、全体的にありきたりな印象しか残ってない。

●重神機パンドーラ
河森氏の作品らしく、話が纏まっておらず、ダラダラ続けていた。
なんか後半はレオン・ラウとロン・ウー(ジーク)のダラダラとしたイチャイチャっぷりしか印象しか残っていないのだけれど。
マクロスにしろアクエリオンにしろ、戦いの中心にもヒロインがいたけど、この作品にはそのような存在が無く締まりがない(マスコット的な存在としてクロエがいたけど)。

●ガンダムビルドダイバーズ
2期を使ってやるには、主人公たちが技量無しというところがもたついている印象があって、でも、どうやってリクが強くなったのか微妙にわからん感じ。主人公補正か。
サラの謎が終盤に明らかになって、しかもシステムに影響するというのは、リクとチャンプが戦う理由になるけど、ご都合主義的な強引さではあった。
もうちょい話を纏めてくれればいいのに。

●Phantom in the Twilight
キャラセットや設定、話の展開が古臭いか。
ロンドンを舞台に善良な吸血鬼・狼男・(意識がある)キョンシーがイケメンで戦う女子を助けるという、昨今の流行りを入れてみましたというあざとさがあるけど、イマイチこなしきれていない。

●かくりよの宿飯
料理アニメと思わせつつ、それは付け合わせだけで、本当はお仕事物でした。
料理は妖とコミュニケーションをとるだけのアイテムでしかなく、気を使って味付けされているという優しさ・愛情はあるけど、それ以上の情報を持たない。
まあ、大旦那とか銀二とか、イケメン妖との恋愛物という面でも見るべきかな。
というわけで、お仕事物+イケメン妖との恋愛物だと平凡ではあるけど、丁寧に作られているかなと思う。

●アンゴルモア 元寇合戦記
鎌倉時代のモンゴルと日本の侍との闘い。
膨大な数のモンゴル兵を相手に、数の少ない日本側が辛勝を続けて、これで何か解決策があればよかったのだけれど、結局、ほぼ壊滅になり、最後に”戦が続けられる”という発言で終わったのは、なんとも微妙な終わり方。
うむー。

●音楽少女
VOCALOID青姫ラピスの中の人である江口菜子さんが出ているということで見てた。
主人公の女の子は、踊りを一発で覚えられるけど音痴でしたという1話から、努力してアイドルになるのかと思いきや、バックヤードにひっこんでみんなをサポートしますという中途半端な立ち位置に行ってしまう。んで、皆が心のトラブルを抱えて、それを持ち前の元気で勇気づけて回復という王道な話は良いのだけれど、最終話なんかライブシーンにお金を掛け過ぎたのか、他の部分は止め画が多かったり動きが悪かったり画が微妙だったりと、他にもアイドル物が乱立している状況から見ると売りが少ないなーという状況。

●殺戮の天使
脱出ゲーム=パズルゲームが原作ということで、内容をそのまま持ってきたかのかダラダラした進み方があったり、後はキャラクタの魅力で引っ張るしかないのだが、秘密があまりにも露にならないので興味が薄れてしまう。
結局、続きがあるということで、今回は中途半端なところで終了。
続きがあったとしても、もう見る必要はないかな。

●夢王国と眠れる100人の王子様
メインは2人の王子(熱血系と明るい軽薄系)+ナビが姫とのチームとしてうまく動いていた。いろんな王子と出会って、問題を解決してというロードムービー的展開は王道。
ただ、終盤のワンダーメアは上長名だったし(そもそもアリスってだれだったんだ?単なる不思議の国のアリスをなぞっただけ?)、セティークの企みの辺りもダラダラしていたなーと。
もうちょい姫がピンチになって、アヴィやキエルが奮闘して仲が深まるとか欲しかったです。

●あっくんとカノジョ
ぶっきらぼうだけど内心はべた惚れなあっくんと、それが分かっているノンという構図で延々とコミカルな恋愛を見せられたけど、まあ、2期やるのは冗長だったかな。
しかしぶっきらぼうすぎてもうちょい不快な言動ではないやり方もあったんじゃないかと思うのだが。

●Free!-Dive to the Future-
うーん、前回からどのようにつながったのか分からなくなった。
特にキャラクタが増えすぎて誰が誰やら。
結局、何を見せたかったのかわからん。

●七星のスバル
思い付きで「ソードアートオンライン」+「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」としたらネタは良いだろうと作ってみたけど、話を作る力量が全くなくヘロヘロになったという感じ。この作品独自性がが全く感じられない。
主人公と敵だけがチート能力を持っていて、いい気になっているし、チート過ぎて物語として書く必要性を全く感じられない。
正直、内容は酷い。シリアスなところで笑うしかないくらい。
画も動きも見せ方も特筆するところもないし、どう見ればいいのこれ?
惰性で見たけど、切らなかったのが不思議。

-評価不能-
●ヤマノススメ サードシーズン
録画予約が2話からできていなくて、気付いた時には最終話でした・・・。

●働くお兄さん!の2!
これも1話だけ見たけど、その後録画予約が切れていた。

切ったもの
●バキ
4話くらいは見た。
単に、強い=ダメージ受けても立って攻撃できるってだけの内容。
作者が生きているといえば生きている、敗れたといえば敗れたという説得力も何もない。アホらしくて見る気が失せた。
以降は1話で切った。
●千銃士
●ゆらぎ荘の幽奈さん
●ぐらんぶる
●あそびあそばせ
●ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王
●焼肉店センゴク
●つくもがみ貸します
●アイドルマスター シンデレラガールズ劇場(第3期)
●ちおちゃんの通学路
●はたらく細胞
●邪神ちゃんドロップキック
●Back Street Girls-ゴクドルズ-
●ゾイドワイルド
●ハッピーシュガーライフ
●百錬の覇王と聖約の戦乙女
●異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
●銀魂 銀ノ魂篇
●中間管理録トネガワ
●闇芝居(第6期)
●スペースバグ
●じょしおちっ!~2階から女の子が…降ってきた!?~
●すのはら荘の管理人さん
●悪偶 -天才人形-
継続
●進撃の巨人 Season 3
●兄に付ける薬はない!2-快把我哥帯走2-
●BANANA FISH
●新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION

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