2016年第4四半期終了アニメの感想
ラインナップ一覧を見たら見るものなさそうと思っていたが、何だかんだで大量になってしまい土日の2日では消化しきれないほどの作品数になってしまった。
ユーリ!! on ICEやフリップフラッパーズとか良作にも恵まれた。まだ継続している3月のライオンや鉄血のオルフェンズも良い。
でも、オイラのツボに入らなかった佳作や切ったものがなり多かったけど。
ユーリ!! on ICEやフリップフラッパーズとか良作にも恵まれた。まだ継続している3月のライオンや鉄血のオルフェンズも良い。
でも、オイラのツボに入らなかった佳作や切ったものがなり多かったけど。
-優秀作-
●ユーリ!! YURI on ICE
男子フィギアスケートという華やかな世界でありながら、高慢なところもなく(勇利の性格が主な要因だけど)庶民的な雰囲気で感情移入もしやすく、シリアスとギャグが良い具合に緩急ついていてとても良かった。スピーディーなフィギアを描くのは大変だっただろうけど、嘘っぽくなくちゃんと描けていたのも良い。
だけど、大会になると全員のフィギアを出さないと納得されないことはわかるけれど、ちょっとここがダレたような。
あと、勇利とヴィクトルのBL的な方向にあからさまにもっていったのもどうなのかなと。
-良作-
●フリップフラッパーズ
スペース☆ダンディの植物回の雰囲気を1本の作品に仕立てたもの。この雰囲気を1クール継続できたなと凄く関心。
内容はガールズ・ミート・ガールズの冒険譚+子離れできない母親のエゴとの対決という感じか。”ガール・ミート・ガール”の部分は、ユリというより中学生特有の大人になり切れない無垢なところとお隣はいり始めの恥じらいを含んだ距離感がわからない友情といったほうが正しい。そこがもどかしくもうれしはずかしなところもあり、オッサンとしてはもきもきな気持ちで見てました。
●Vivid Strike!
前回から引き続き、女子同士のストレートなスポ根+友情 。
因縁話を絡めて冷たく固まった心をガチンコで叩いて開かせるという力業。
ストレートな心のぶつけ合いで、何も考えずに感動できた。
まあ、リンネのデレモードはどうなんだろうねとも思わなくもないけど。そのまま凛とした態度でいてほしかったけど。
●舟を編む
真摯に仕事に打ち込む姿はとても心地良かった。
時間が掛かる仕事なので、目標(到達点・達成することでどのような利益が持たされるか)をしっかりと定め、その目標にぶれずに進むのを、淡々とでも熱くでもなくちゃんと示してくれたのも、よいストーリーだったと思う。
●うどんの国の金色蹴鞠
内容は、ポコの愛らしさ+香川の地元PRのみ。
それ以外はあまり内容がないかな。宗太がポコを通して父の優しさを思い出させる良い話もありましたが。
●Occultic;Nine
ゲームを作るための作品を前もってアニメにしたような。シュタゲとかカオスチャイルドとかそこら辺の雰囲気。
オカルトをトンデモ科学と組み合わせてそれっぽく話を作り出して、スピーディーな会話(1.25倍速している?)で考えるスキを与えないことで説得力を持たせたようなごまかしたような。オイラくらいの世代だとノストラダムスの大予言とかオカルト全盛期だったから、そこら辺もひっくるめて面白く見させてもらいました。
主人公と巨大胸娘のキャラがいまいちウザいとも思いましたが。生き返りで時間の巻き戻しは、そりゃないだろとも。
-佳作-
●夏目友人帳 伍
大体はこの作品のパターンの繰り返し。夏目の周りの善人か、小悪党てきな奴か、同様に妖怪も善人(+お涙頂戴)か付け狙うや奴か。
それだとネタが続かないので退魔師側の実情も追加しましたという感じ。
それだけになってきている。
●DRIFTERS
島津豊久が考えなし突っ込んで、信長が解説、与一が後始末。おっぱいがウロウロというパターン。
敵は、上記の3人(+オマケ)のぶつけさきを用意しましたくらいの存在。
展開が遅い。ネタに走り過ぎ。
●終末のイゼッタ
第二次世界大戦に、超兵器として魔女がいたらというIF物としてみるべきか?
ゲルマニア帝国の兵器とかに興味があれば、なんか燃えていたのかもしれない。
政略と戦争とピュアな信頼(ユリっぽくしていたけど)を描いてはいたのだが、オイラにとっては微妙に見どころがわからなかった作品。
●ガーリッシュナンバー
やはりシロバコの2匹目の泥鰌を狙ったけれど明後日の方向に行ってしまった、もしくはアニメ声優のお仕事ものアニメのパターンを避けようとして、実力無いのに転がり込んだ幸運を怠けて度胸だけで突っ切ろうとしたバカを主人公にしてみましたという。
クソッタレが主人公を含め3人いて、それで話を引っ張ったのは楽だからなのだろうけど、作品として好きになれない。
最後にプロ意識に目覚めて良かったね、成長しましたねですか・・・。
●ブブキブランキ 星の巨人
明確な敵を出して、ブブキと搭乗者達など登場人物を増やして、見どころを増やした。
前作で敵対していた炎帝チーム万流礼央子と和解したりして、ひよったり、ギャグっぽい動きをしたり軟化したところが見やすさに繋がったが、軸がブレてしまった感触。
軸は何かと言われたらわからんのだが。
●ろんぐらいだぁす!
ロードサイクリングっていいねがコンセプトなのだろうけど、こういうスポーツ系は体感していないと実感を伴わないのであんまり印象に残らない。
どこかに出かけておいしいもの食べて、景色を見てっていうところが良いのだろうから、それをアニメで見させられてもあまり意味がない。
●響け!ユーフォニアム2
脱力主人公が理由もなく皆にあてにされて、眼鏡先輩に纏わる因縁を解決してしまいましたというのが本筋?
吹奏楽はあまり好きではないオイラにとってはあまり見るべきところがなかった。
キャラもあまり好みのタイプではなかったし、話も家庭の事情でゴタゴタ→なんとなく納得して解決ってパターンだし。
●Hi★sCoool!セハガール
初めは効果音とか懐かしくてたまらなかったけれど、それだけな感じ。
最近のセガのゲームは全然やってないから、最後の方は惰性。
それだったら、大量のゲームネタをグダグダ話し合っていたほうがオイラにはツボだった。
●文豪ストレイドックス
第3勢力のギルドってなんで出しゃばってきたんだっけ?
なんかいろんな能力を考えたので見せ場を作ったよってにしか感じないのだけど。
●Lostorage incited WIXOSS
うわー酷い終わり。何も解決していない。
不運で不甲斐ない自分を昔の親友のせいにして突っぱねた挙句、好意を持たれた男子が負けたことを知ってよくわからんが心理の変化の結果、ひよって仲直りですか。
ゲスなゲームマスター気取りの奴がいて、ひっかきまわした挙句、倒して良かったよかったですか。そしてそれを悔いて戦わず時間切れをむかえると。
新しいカード世界のルールってのがなぜ出てきたとか謎も解けてないし。(それは次期か?)
●競女!!!!!!!!
馬鹿作品(誉め言葉?)。でもそれだけ。
トンデモ必殺技な尻・乳相撲で戦うスポ根もの。もう、必殺技がエスカレーションして何が何だか。
最終話が作画崩壊。
●魔法少女育成計画
まどかマギカの二匹目の泥鰌を狙ったのか、エグイ方向を醸し出そうと魔法少女同士の殺し合いをする状況を作り出したが、まどかマギカのような世界観が全くなく、単に無意味に殺される少女がいるだけのこじんまりした話。
単に少女の殺し合いを描きたいだけのゲスな話でしかなかった。
●ブレイブウィッチーズ
話がテンプレ化。
ストライクウィッチーズの最後で、敵と交渉できるかもって方向性を見せた挙句、あとは没交渉で単純に物量作戦で衝突して単純な戦いになった挙句、みんなで力を合わせれば勝てますねよかったよかった・・・ってもうワザワザ別シリーズにする必要がないんじゃないか。
●装神少女まとい
戦う魔法少女テンプレ。とはいえ、人類に仇名す高次元体がいて、そして人類に手を貸してくれる高次元体もいるってのも、敵は何で3次元に攻め込んできたのかも、味方の神も何で手を貸してくれているのかも理解できない?
そして戦闘の後のストリッパー状態は、必要?
どこを見どころにすればいいのか、わからなかった作品。
●ステラのまほう
毒にも薬にもならぬ話でなんとも退屈。
同人ゲームを作る部活ってのも、だいぶ手垢がついてしまっているし、キャラの癖もかなりあっさりしている。
キャラ萌えくらいか。オイラは萌えなかったけど。
●レガリア The Three Sacred Stars
前期途中でクオリティが基準を満たしていないのでやり直すねと、一旦休んだにもかかわらず出来が悪い。
一番悪いのはグダグダな話。どうにもできの悪い捻りがない設定だけのラノベを、アニメ化したくらいのできの悪さ。
幼女と美少女が協力してロボで戦うのを売りしたかったのだろうけど、魅力がない。
継続
●3月のライオン
●鉄血のオルフェンズ
●ALL OUT!!
●タイガーマスクW
●信長の忍び
あまり内容ないし1クールだけでいいかな。2クール目は切る。
●TRICKSTER 江戸川乱歩「少年探偵団」
1クール見たけど、これ何が言いたいの?2クール目は切る。
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