今週届いた本
今週末は急に涼しくなって(いやむしろ寒い)夏ももう終わりという感じ。
夏の最後を楽しもうとしていた学生さんは残念でした。
それはさておき台風10号が大変そうです。
(1)R.O.D 第十二巻 (スーパーダッシュ文庫)
10年ぶりの新刊。しかも終わらず。
ちょっと戦いが冗長な感じがしたけれど、ジェントルメンとチャイナさんの決着がつき脅威はさったが、新たなる脅威が産まれるという続きが気になる。
前の話なんて覚えていないのでいまいち乗り切れなかった。
あらすじを入れてくれてもよかったんじゃないの?
(2)月刊アフタヌーン2016年10月号
木尾土目氏「げんしけん二代目」が最終回。腐男子(男の娘)の波戸から始まり、班目ハーレムに入り、オタクらしく自滅するかと思わせつつリア充エンド(最終回では出てないけど)。その対極として当て馬にされた嫌なオタク像そのままの朽木がやっと最終回で日の目を見たような見ていないような。まあ、男子オタクらしい話ではなく、女子オンリーのオタクサークルを描こうとしたのだろうという片鱗がなきしもあらずか。乙でした。
遠藤浩輝氏の新連載「ソフトメタルヴァンパイア」 元素の縦列を操れるバンパイアに支配された世界?で、何か超能力を持った元気女子が16歳に採血により政府に知られることを恐れた父親が、反政府勢力のバンパイアに協力を求める。守りに現れたバンパイアはイケメンだが性欲満々の変態であった。なんか滅茶苦茶コメディっぽいけれど近未来兵器っぽいもののあり、遠藤氏らしい作品かなー。
ひぐちアサさん「おおきく振りかぶって」がお二人目をご出産されるためとのことで1年間の一時休載。ご無事に戻ってきていただきたいです。
四季賞髙橋ツトム特別賞受賞作「青々」新生児のいる家庭で逃げるように育児をほとんどしない父親。母親は育児疲れでぶっ倒れてしまい、初めて赤子の世話をする父。そして知り合いなった友達がいないと子供に頼ったりして世話をしようとする。育児は母に押し付けるのではなく、家族で話し合って二人でやらないとだめだよね、絆を深めることにもなるよねって話。新人としては見せ方が良い。けれど、子供の事情がよく見えず、同じ団地とはいえ知らないぶっきらぼうな大人に懐いている理由がいまいち見えない。
「葬送のリミット」が最終回・・・というより打ち切り。本筋の大災害が起こる予言が確実らしいよって話と、トーナメントで戦士たちのそれぞれの事情話が長すぎて、なんか纏まりがなくなってしまった印象。戦いもごちゃごちゃして印象に残っていない。もっとシンプルにいけばよかったのに。乙でした。
来月から3本新連載とのこと。
(3)電撃大王2016年10月号
「re:teen」が最終回。なるほどー、人を理解しない願望を叶える機械に、願ったら歪んだ叶え方をされてしまい歪んだ世界となってしまったと。自らの意志でそれを無しにしたというのはかなり乱暴ではあるが、それにより勝ち取った世界は幸福であったというのは救いか。乙でした。
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