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2016年7月17日 (日)

2016年第2四半期終了アニメの感想

今期は、甲鉄城のカバネリとクロムクロ、Re:ゼロから始める異世界生活くらいしかハマったものがなかった。
良作もさほど多いといえなかったし。

-優良作-
●甲鉄城のカバネリ
今期の中ではクロムクロと1,2を争う良い出来だった。
和風ゾンビものとして、演出がよくできていると感じた。武士だけでなく一般人もカバネに噛まれたら潔く心臓を吹き飛ばし死ぬところとか、日本人らしいなと。
美樹本晴彦氏の絵がそのまま動くし、ホラーとしてではなかったけれど集団ゾンビものとして、絶望と逃亡による希望が良いバランスで話が進行していった。
生駒が最後に覚悟を決めて髪を切った格好がすげーかっこよかったり、美馬のすべてを滅ぼす狂気が宮野さんの声とよくマッチしてカッコいいハマり役だった。
スチームパンクとして甲鉄城や銃がでてきたけれど、そこら辺はちょっと弱かったかも。
まだ、主要メンバは生き残って希望があるようだし、続編を希望したい。

-良作-
●ジョーカー・ゲーム
リアリティがあってとても良い。
日本のスパイ組織 D機関のチームというよりは、孤独に個々のエピソードを連ねたもの。
連携がないのはスパイは単独で動くものだからというなんだろうけれど。
D機関のメンバがだます方向で、だまされる方向があまりなかったのは、これからの広がりになるか?
よいノワールものでした。

●ハイスクール・フリート
酷評があるという話ですが、ガルパンおじさんは黙ってろ。
艦隊戦は結構燃えたし。
確かに戦艦同士の戦いなのに死人が出ないとか、あの鼠ってなんのか説明無いねトンデモSFだねとか、明乃が艦長の任務より友情って方向に走ってなんなのとか。
いや、ガルパンの西住みほ(というかガルパン世界)の格好は女子だけど、一皮むけば訓練された成人男子だよねって所に違和感を持たないのか?
明乃たちって高校生位でしょ。未熟なだけれど、精一杯頑張って成長するっていう話でしょ。初めから完成されている人間じゃないって。そういうのを見たい人は海上自衛隊に入ってください。

まあ、教官もいないで教育を受けずに初めて軍艦を運用できるのかとか、教育じゃなくて放置だよねとか、最後に沈めてしまうのもインパクトあるけど、船体は一見無事に見えたけれど、艦尾が浮き出すような沈み方って簡単になるものなのかしらんとか疑問があるけど。横倒しになってとかならわかるけど。
軍艦の知識がないので、サブコーナとか説明があったらなと思う。
戦艦、巡洋艦、駆逐艦の役割とその能力、弱点と攻略方法、装備の役目とか説明してくれれば、もっとのめりこめたのに。

●ふらいんぐうぃっち
都会から田舎に来たいいとこのふんわりお嬢様風魔女の普通の日常生活+ファンタジー的なハプニングとかもあるよって形で話は進んで、のんびりなのはいいけど盛り上がりに欠ける。
高校生なら恋愛話とかフルユワ的なところが完全排除されているところに激しく違和感。(ハーレムアニメに脳味噌がやられているな)
あえて、恋愛要素を排除して、魔女の不思議話+日常に焦点を合わせているのはわからんでもないけど。

-佳作-
●コンクリート・レベルティオ ~超人幻想~ THE LAST
あふれ出る昭和臭が特色。
時々入いる歌も昭和のもので、しかもCDとして売り出していたけど、どうなの?
超人・妖怪と一般人(というほど出てきていないけど)の対立が、マイノリティの迫害を示しているのかなとも思うけれど、そこまで政治的な考えはないかもしれない。
まあ、なんともつかみきれないというか、何を伝えたかったのか。
娯楽としてはまあ、楽しめたけれど。

●文豪ストレイドックス
んー、なんか話が途中で終わった?
演出とか絵とか悪くはないのだけれど、話が単調な感じ。特異能力のぶつかり合いというより消耗戦というか。
敦のトラウマ話がボンボン出てくるけど、なんかうざさしか感じなかったです。
というよりメンバの過去話はもういいです。

●バクオン!!
女子高生+バイクという短絡的なネタ。
バイクあるあると女子が駄弁る共通の趣味の道具にしかバイクが使われておらず、オタク的な話にはならないのはいまいちツボから外れていた。
これもオタク話なので、説明のサブコーナがあったらなと思う。

●ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
文化祭あたりの盛り上がりのなさと来たら。
ゲームと現実の区別がつかないといいつつ、逃避しているだけの描写にしか感じなくて、そこら辺がグダグダになってしまったかと。
日常+ゲームでエグくない方向だと穏便なグダグダになるし、恨みをかって殺す殺さないとかストーカーとかそういう方向はあんまり受けが悪いと。

●うしおととら
うしおが白面の者にそそのかされてとらと別れ暴走したところがなんか今までの流れといきなり変わってしまって、かなり違和感を感じたのだが。
うしおととらの心を通わせたコンビネーション、うしおの真っ直ぐで暖かな心、周りが感化されて白面の者の恐怖に対抗するところとかが売り。
大作ではあるが、やはり些か古臭さも感じた。

-もっと頑張りましょう-
●少年メイド
ショタ婦女子ものかと思ったら、いい話系だった。
しかし、あんなよくできた小学生はいない。いないからこその漫画話。
やおい話にならなくて本当によかった。(なったら犯罪だよ)

●学園都市アスタリスク
ほぼバトル大会。
強さは上限に近い描写なので、あとは何となく勝てた的な話のような。
大会優勝の恩恵がいまいちどうなったのかわからないし、そのあとの流れが、通り一遍=新たな敵との邂逅→新たな大会ですか。
うーん。

●ハンドレッド
一言でいうと、キャラクタを見せる言い訳として敵が出てきただけ。どういう理由で敵が出てくるのか全く説明なし、登場人物が考えることもなし。
敵の力を人体に利用して強くなるとかマッドサイエンティストしかないのも。
軍人が出てきて戦力として利用するとか発想が皆無なのはどうなんでしょう。

●僕のヒーローアカデミア
はじめは、主人公が無能力でそれでもけなげにーってところがうざ過ぎ。
幼馴染が暴力バカでうざ過ぎ。
どこかで話を見逃したらヒーローアカデミアに行くことになっていて理解が飛んだけれど、まあ、あとはよくある学園ものか。
テンプレか。

●キズナイーバー
痛みをなくすと自分をなくす→愚鈍になる・人の痛みを理解できない→痛みを取り戻す・人との絆を取り戻すという流れ。人との付き合いは傷つき傷つけられ痛みを感じつつで距離間を学びってこと。
グレンラガンやキルラキルのような宇宙・地球を救うといったど派手な作品を作ったtriggerではあるが、本作品はこじんまりしてしまった。

●坂本ですが
完璧超人な坂本に初めは反発したりちょっかいをかけてくる奴らが最後には惚れてしまうというパターン。
普通の能力でスタイリッシュだったならまだよかったのだけれど、いつしか超常能力的な存在になってしまうってのは些かゲンナリ。

●田中くんはいつもけだるげ
怠惰もあそこまで拗らせるとすがすがしい・・・というとでも思ったか!
これ太田がいなければ話が成り立たないよな。
まあ、キャラの奇特さだけ。

●くまみこ
正直、毎回微妙だなと思いつつ完走しました。
村から出たいといいつつ都会の情報も入れず勉強もせず、そこを熊に突っ込まれて笑いを取るっていう構図。
田舎者は田舎に引っ込んでいろっていうコンセプトなので、この形は崩せないのだろうけれど、バカを笑う構図と何ら変わらないよね。
しかも最後は、都会を勝手に怖がって逃げ出したあげく熊とべったりになるって、しかもイチャイチャとか書かれていてゲロるかと思いましたよ。
父性的存在に守られて外世界へと出ようとするが、外世界を受け入れられず、父性的存在に依存状態を続けるしかなくなるって、救われない。
気持ち悪い。

●SUPER LOVERS
現代の光源氏計画(ただし男子同士)
9話目で互いの愛を受け入れた・・・って性的な意味でそういう方向に進むのかよ、とウンザリしていたら最終回が10話目って。
10話で最終回って短いと思ったら、話途中で終わらせるし。
結局ハル子を投入してドタバタで終わらせるという寸止め状態で終わりとは何とも。これ以上進んでも見なくなっただろうからこれはこれでよかったのかな。
続きあるのこれ?あったとしても見ないな・・・。

●ビッグオーダー
これも終わりが気持ち悪い。というか途中も退屈だったので興味を失い倍速再生でながら見してた。
妹が父もぶっ壊れているわ、いけ好かない上司的存在もホモっぽい理由で主人公の父を追っているわで、もうプチゲロ。
能力ってのが、ジョジョと同じスタンドをちょい強力にしたものでしかなく、しかも対決の仕方が全然練れていなくてがっつんがっつんぶつかる感じ。いつの間にか勝てたよくらいの印象しか残らない。
ところでヒロインとして機能していかなった紅鈴って何のために居たの?

●ニンジャスレイヤーズ フロムアニメイシヨン
ニコ動で一通り見てたからわかってた。
まあ、TVで放送するものではないな。

●マギ シンドバッドの冒険
迷宮から貰った秘宝(強力な力)に危惧を覚えて商人として世界中をめぐり、秘宝を持つものと意識を合わせて、戦争を防ごうと。
力を見せつけて有利な状況から下手に出るというワンパターンを踏んでいるのがなんとも。

●迷家 -マヨイガ-
んー、何を見せたかったの?という感じ。
隠れ村落に行ってみたら、誰もいません。幻見ました。幻はトラウマをもとにしています。受け入れなさい。
その幻はあなたの心なので、さっさと出ないと無気力になっちゃいますよ。
その研究者がいたけど、研究結果を発表したら学会にはぶられて家族に苦労を掛けちゃった。
結局、その娘が隠れ村落の幻を知らしめたくて今回の騒動を仕組みました。
なーんだ、じゃあ元の生活に戻るね・おいらたちはこの村に残るわ。
えー・・・。不思議譚にしては中途半端。

●テラフォーマーズ リベンジ
なんかバトルだけ。他に語るところない。
冗長なんだよ。もっとコンパクトにしろよ。

●パンでPeace!
かわいい+パンというコンセプトはいいのだけれど、女の子がイチャイチャしているだけで、パンは添え物というか脇役にもなってない。
もうパンを抜いて”でPeace!”っていうタイトルでいいんじゃない。

継続
●クロムクロ
●Re:ゼロから始める異世界生活
●ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
●機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096
・マクロスΔ
・双星の陰陽師

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