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2015年11月29日 (日)

今週届いた本、買ってきた本

日が落ちるのが早くなったのがつい先日のようで。
それがもう冬物を着るくらい寒くなり、今年もあと一ヶ月となったとは。
年を取ると一年の過ぎるのがだんだん早くなる。

(1)殺人者たちの王 (創元推理文庫)
「さよならシリアルキラー」の続編。殺人鬼の親を持ち、子供の頃に何もわからず快楽殺人の英才教育を受けた高校生が主人公。前作は田舎町で発生した殺人を早くも連続殺人事件と見抜き、何とか解決しようと奔走するが警察に請け合ってもらえず自ら解決しようとうする・・・という話。真実は最後のほうで意外とアッサリ明かされてしまう印象があったけれど、それまでの主人公の(自分は快楽殺人をしたくないという気持ちがあるのに、殺しのことを考えてしまうということが嫌でたまらないという)心情がいいエッセンスになっていた。
今作も面白いミステリに仕上がっているのだろうか?

(2)アフタヌーン 2016年 01 月号
恋愛工学とかいうウンチな似非科学をテーマとした新連載「僕は愛を証明しようと思う。」これ、本気で”読めばモテる”とか売りにしているわけじゃないよな?本気ならゲロが出るよ。
「はじまりのはる4 ハッピーエンド?」は、東北大震災をテーマにした短期連載の4作目。今回は震災後に残された者達を描く話か。風化させてはいけない話だもんな。大切。
四季賞審査員特別賞「三途の川でワルツを」 ニートが幼女を助けようとして車に轢かれた。気付くとそこは三途の川で、現世に未練が無いニートは川を渡ろうとするが少年に止められる。少年はスキップなど子供のような遊びをリストを並べて、ニートに教えてくれと頼む。初めはいやいやながらであったが、そのうち気心が合ってくるが・・・。生きることに意味を見いだせないがそれは、生きることもままならなかった人がいるということを見せつけられ、一所懸命生きなければならないというテーマ。陳腐なテーマであるが、それだけ重要なことでそれを心に染み入らせる形で見せてくれる良作。
「カナリアたちの舟」が最終回。これも生きるをテーマにした作品。重要なことを伝えようとしているのだろうけれど、オイラは何か理解していないような気がする。乙でした。
読み切り「妹たち ~続・お姉ちゃんの妹~」前作 冴えない姉に、有能で美人でロボットな妹の話。最後に妹は宇宙に行ったって所で終わった。今回は、姉が悔恨の念から妹を作りなおしログから妹の振る舞いを再生するようにした。そこまでは前ふり。50年後に元の妹ロボットを宇宙から拾って再生し、新妹と一緒の生活を再開する。妹ロボットたちの心情が何とも奇妙で腐れ縁をしょうがないと割り切るサバサバ感が心地よいような不思議な感覚を与えてくれる漫画。
短期連載の音喜多シリーズ「花と揺れる嘘(後編)」も最終回。賢者の贈り物(妻は美しい髪を売り夫のために自慢の懐中時計の鎖を買い、夫は時計を売り妻のために櫛を買うという話)の類型。二人が一緒に居る時間は短いが二人の心が通じれば幸せであるということなの。イイ話だな。次回作も楽しみに待ってます。

マイボーイが来月で最終回だと!なんでやねん。

(3)電撃大王 2016年 01月号
「SHIROBAKO ~上山高校アニメーション同好会~」が最終回。アニメの前日譚を描いたものであるけれど、「ハックス」のようなアニメを作るHOW TO的な要素はなく、アニメを共同して作る上で障害があったりしたけど一致団結して乗り越えましたという青春もの。まあ、ぶっちゃけ決まった登場人物で紆余曲折した仲良し青春ものでこじんまりしたかなと。乙でした。
「えとたま」も最終回。これがアニメになると聞いたとき、漫画の内容だと5分ものじゃないと無理じゃね?とか思ったときがありました。でもアニメ版はしっかりとした芯があってなかなかの良作になっていましたよ。漫画版の芯のないフニャフニャ感も中々よかったけどね。最終回でやっと出てきたチューたんがアニメ版のブチ切れたではなく、まじめな普通キャラで描かれて、グダグダに巻き込まれたところはむべなるかな。乙でした。

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