今週届いた本
足が痛いと何もかもがどうでもよくなってくる。
(1)アフタヌーン 2015年 06 月号 [雑誌]
・四季大賞 戸井理恵さん「世界の夜の片隅で」田舎の芸大で皆が手を抜いてきているが、自分は夢が捨てられず真面目に絵と向き合う青年。そんな青年のところに破天荒でも絵がうまい女子がからかい交じりに近づいてくる。まあ、あまり捻りはないんだけれど、だからこそ、すっと心に入ってくるようないい作品かな。
・五十嵐大介氏の新連載「ディサインズ」 ちょっと前に読み切りで掲載されていた遺伝子改造で作られたヒト型の蛙の兵器の続き。森林地帯で抵抗を重ねる原住民ゲリラに対抗するため投入された生物兵器。そこに蛙、豹と人の合成生物が投入される。 読者は当事者視点で狭い範囲しか見通せない中、(合成生物に対しての憐れみも誇りも垣間見せず)淡々とその動きを見せるという書き方。そこから嫌悪を感じるも、優雅さ感じるも読者の感性に任せるという作者の無色な考えと生物としての美しさとを感じる。
・「今日のユイコさん」最終回。人見知りで恥ずかしがりやの所為でちょっとツンツンしちゃうユイコさんと、そんなユイコさんが好きなトモヤの二人三脚的なハートフルな恋愛もの。トモヤとユイコさんがそれぞれの言動に一喜一憂したりすれ違いでヤキモキしたり、うれしはずかし青春が心地よかったです。乙。
・四季賞受賞者の読み切り「蟻飼いアンヌ」 巨大な蟻を飼育し幼虫を食用とする生業の蟻飼いの爺さんと孫娘アンヌの話。女王蟻が老齢で弱ってきているところに蟻を餌とするトビカギムシが襲って来た。爺さんとアンヌと肉屋のちえがカギムシに対抗する。しっかりした画力で蟻やトビカギムシを描き、人間も魅力的。巨大な虫という異形との戦いという話も一風変わっていながらも見せてくれる。続きそうな感じ。
(2)マイボーイ(2) (アフタヌーンKC)
中村と小次郎のお話の回
(3)となりの関くん 7 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
そろそろマンネリ感が・・・。
(4)WEB+DB PRESS Vol.86
特集1「1年目から身につけたい!チーム開発6つの心得」は、初心者向けと思いつつ、さにあらず。チームでの開発としてだけでなく個人での開発でも必要な心得として身に着けておくべきものだと思う。定期的に読み返して身に沁み込ませておくべき。
特集2「実践Atom」 オイラはGitHubのREADMEを書くときだけしか使ってないのだけれど、いろいろ拡張性があるってどうやるんだろうと知りたかったところ。これを読んでガッツリカスタマイズしてみたい。
特集3「Docker実戦投入」Dockerというとテストのための環境位に思っているのだけれど、使い方によっては商用環境でも使い方があるということですね。
(5)彷徨える艦隊 10: 巡航戦艦ステッドファスト (ハヤカワ文庫SF)
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