2014年第4四半期終了アニメの感想
アニメじゃないけれど、孤独のグルメが一番面白かった。
スペース☆ダンディも、2期目で化けた。これすげーよ。こういう物がもっと作られるようなムーブメントができないかなと思う。
まあ、アルドノア・ゼロみたいなしっかりした物語のものも欲しいけどね。
○孤独のグルメ Season 4
前のシーズンはたまたま見たくらいだったけど、今シーズンからガッツリ見始めた。
まあ、内容は軽くその土地に来たいきさつをコメディ交えて説明があって、腹減った→ガッツリ食うという流れで、物語性は薄い。
でも、(漫画同様)食い物に対するコメントとその食いっぷりが心地よい。
最後に原作者の久住さんがロケ場所の食い物屋で本当の従業員さんと触れ合って一杯やるってところも人となりが分かってよかった。
-優良作-
●スペース☆ダンディ
1期は微妙だなと思っていたけれど、1期の最後から断然面白くなった。
技術の高いアニメータが好き放題して作ってみましたってのが、オイラ的には良い方向にはまったのね。
ダメ人間なダンディが時折見せる優しいところとかに惚れた。愛すべきダメ人間。
一話完結で一貫性が無いところ(一話目から惑星爆発オチで、その後もビックバンオチ、スーパーノバオチやら)が、人によっては好き嫌いが分かれるところと思う。滅茶苦茶じゃんって思うのか、基本的設定が同じだけど一話完結の別世界と受け入れるか・・・ここをどう受け取る(受け入れる)かによるな。
●アルドノア・ゼロ
ロボット枠というよりは、無敵に思える敵を論理的に戦術で撃破していくという物語展開がとてもよかった。
まあ、軍事教練を受けている高校生が本職の軍人よりも戦術に優れているってのは、どうなのよって思うけど、そこに突っ込んでしまうと主人公として成り立たないのは分かる。
あと、トラウマ軍人さんは、結局、火星人コエ―ってのを現すだけになってしまって活躍していないのが残念。
アルドノアドライブって何なのとか色々疑問に思うところがあるけれど、そこら辺は2期で明かされるのだろうね。
-良作-
●キャプテンアース
初めは画は良いけど話があんまり面白くないなと思ったのだけれど、中盤が面白くなってきたなと。
んでも、2期も使ってあのラストかと思わなくない。
スタードライバーのように設定あるけどそこら辺ほっぽって、ドラマをお楽しみくださいって方向は、見た後に何も残さないよ・・・。
ハナとか遊星歯車装置の出自が何なのかってのも、他の星から訪れて転生したものってところ位しか分からなかったし、恒星間宇宙船がハナだけしか操縦できなくて人類は長距離乗れないとか、最後の最後がどうなったのかってのも分からんし。
尺が足りなかったのか、まとめきれなくなったのか、いずれにしても終わりがグダグダだな。
リコーダー小学生=ライブラスター?ピッツ・ラッパもそれに付随するもの?ではテッペイには対するものがないな。
●残響のテロル
夏なのに冷たい雰囲気が菅野よう子さんの音楽と相まってよかったのだけれど、テロをテーマにしている割に主人公たちと警察のいち部署の対立(途中でハイブが入ってきたけど)で、舞台が小さく纏まってしまっていた。
世間がどのように見ていたとか、他に登場人物を出して状況を説明とかあるといいかなと思う。
まあ、正直、菅野よう子さんが音楽をしていなかったら、もっと順位は下がる。
●グラスリップ
不思議が解明されていないところは置いといて、青春群像劇としてみるとそれぞれ好き勝手にやってて相互の絡みがなかった。そこら辺は淡々としていたのだけれど、まあそれは13話程度でペアの絆がちゃんと描くには絡み過ぎると訳が分からなくなるから、良しとするべきかな。
実際、「未来の欠片」は単なるスパイスでしかなかったし。
盛り上がりも盛り下がりもなかったってところは、アニオタには非難するところなのかもなとも思う。オイラはこういう淡々としたものは好きだ。
●月刊少女野埼くん
良質なギャグ枠だった。
恋する乙女と鈍い男子の組み合わせを、鋭い突っ込みとボケに置き換えていい方向に動いた作品。
(他の作品は、ボケ×ボケカップルにサブが突っ込み役って形にいつしかなってグダグダになるいくケースが多いと思われ)
厳つい男子学生が少女マンガ家ってところは、必然性はないけどボケの駆動とスパイスとなった。
●ばからもん
原作見てないケド、たぶん原作に忠実なんだろうなと思う。
先生こと半田清舟がただのツンツンキャラではなくて、田舎の人たちになじんでゆるんでいくハートフルな物語が暖かくて良かった。
特にメインのキャラであるナルの声優が子役ながらも上手で違和感なく物語にすんなりとのめり込めた。
物語とキャストの勝利だね。
-及第点-
●Free! -Eternal Summer-
新キャラを物語の芯に持ってこようとして失敗しているような。
成長物語としてみると、序盤がこの失敗でグダグダな話になったような。
まあ、最後は身の振り方を考えて、それぞれの道を見つけていくって流れはそれはそれで。
というか、それをメインにするべきだったのではないだろうかと思ったりする。
●RAIL WAR
電車に関していえば、3DCGをうまく使ってよくできていると思う。あと、おっぱいとおしり。
でも、科学的なところについては、いろいろ突っ込みどころがあって全然調べてないんだろうなって感じ。
まあ、電車とおっぱい・おしりだけ見てろって感じで。
●アオハライド
周りに合わせるためにワザとガサツにしている少女が初恋の相手に出会って、でもその初恋の相手は冷たく変わってしまっていたっていう導入から本当は変わっていなかったってところから、友達が恋敵になりとか紆余曲折するフツーの少女漫画物。
自分を見つめなおして、でも友達も大切でどうやって扱えばいいのかっていう青春ものなのだけれど、なんかもっと甘酢っぽさが足りなかったかなと思われ。
●まじもじるるも
週刊少年チャンピオン風(実際にはシリウスだけど)な、美少女(?)とのキャッキャウフフなスクールライフというのでしょうか・・・。
なんか主人公のキャラがなんかなーという印象しかないんよ。
スケベだけど優しいってところは分からんでもないが、スケベだけが行動理由にしか見えなくて印象が弱い。
もっというと るるも もペッタンコもとい起伏が平坦すぎて魅力が弱いかなと。その代りとしてクラスメイトがいるんだろうけれど、もうちょい出張ってくればいいのかなと思うけど。
●六畳間の侵略者!?
話としては、ラノベのパターンらしく、大勢の女子が主人公の男気に魅せられて惚れて徐々にハーレムになっていくって定番。
一つの部屋になんだか超常的な力を求めて美少女たちが競り合うって流れからいつしか絆ができてーって、結局なんであの部屋なのってことは単に話のスタートに使っただけ?意味はないのかね。
●東京喰種トーキョーグール
非常に漫画で映える絵柄なんだろうなと思う。まあ、アニメにするにはショッキングな場面が多くてそこら辺を地上波で流すのは難しいかなと。
主人公の葛藤→敵対するグール、人間との対立→捕まってどうしようもなくなってブチ切れたって、妥当な流れか。
ある意味デストピア物かな。
●ベイビーステップ
原作は既読。原作通り。
捻りというかアレンジが全くなくて、原作を読んでいるなら見る必要はほとんどないとも。
ただ、試合を後ろで見ているモブが3Dソフトのデフォルトについてくるキャラを使っているのか物凄く適当な酷いキャラがあって、それが気になって気になって・・・。
●ペルソナ4 ザ・ゴールデン
マリィという要素が加わったのだけれど、結局、前のペルソナ4に残った謎「テレビの中の世界は何故あるか」を解決するだけの話になってしまった。
あんまり意味がない。
●ハイキュー!!
今どきらしくスポ魂ではないスポーツもの。
スポーツはあんまり好きではないので、それ以外のところ(人間関係とかプレイヤー以外の人以外との物語)を見たいのだけれど、これはあんまりなかった。
まあ、今の男子バレーボールをよく研究してまじめに作られているってのは分かるんだけど、プレイヤーの葛藤やらトラウマや攻略方法とかだけだと、マンネリというか広がりが無いんだよな。
よくできているのは分かるんだけど、オイラのツボからは外れている。
●幕末ROCK
本当のROCKというか腐女子向けビジュアル系だよな・・・。
幕末ってところも、単に新撰組やら龍馬やら幕末に活躍した人を使いたかったってだけだよね。
そしてROCKで熱い魂を云々というより必殺技物だし。
そこら辺を思い付きで組み上げてみたってだけで、なんかドラマあったとは言えないし。
●M3 ~ソノ黒キ鋼~
置いてけぼり食らって逆恨みしたヤンデレがぶちぎれて復讐するついでに世界を壊しそうになってしまうって話。
えー・・・。
●さばげぶっ!
女子校なのにサバゲー部って意外な舞台を用意して、変わり者が集まるところを用意しましたってことなんだろうけど、基本、サバゲーは突っ込みというかぶつかりあう場面を用意できたってこと意外に意味がない。サバゲで成長することもないし。
主人公がゲスというキーワードでギャグの起因になって、それははじめ意外性で面白いと感じたけれど余りに使いすぎてウザいかなと。
13話くらいのアニメなら見てられるなっていう位のギャグ物だった。
●リプライハマトラ
力にまつわるシリアスっぽい話を本筋に持ってきているのだけれど、ギャグを交えてというかギャグを積み重ねて物語を進めている感じになっていて、あまりにもチグハグだし、ご都合主義だし。
最後の最後で実在の場所が何ヶ所か出てきたけど横浜が舞台である意味がほとんどなかったなってもの。
なんでこれが2クールも使っているのって疑問。
●東京ESP
なんか見せ方が全然だめ。
話もツマラナイ。復讐のため政府を添付させるってありきたり。
●戦国BASARA Judge End
なんかついていけませんでした。
エンドレス ループだな・・・。戦をなんか正々堂々戦うスポーツみたいなものにして、延々とやっていくって・・・。
もうこういうのいらない。
●魔法科高校の劣等生
一言でいうと、中二病臭がプンプンで正直つらい。
美雪のブラコンっぷりやら、達也チート杉とか、クラスメートが二部ではみ出し者だけど才能あるぜ!って、どんだけだよ。
●ハナヤマタ
正直、4コマ女子学生ものはもういいや。
一応成長ものだけれど、女子がキャッキャウフフするものだもの。
●はいたい七葉
少女向け(もしくはブヒ萌え好きな大きなお友達向け)な少女達のつながりって大切だねってドタバタコメディ。
物語らしいものはないのでね、オイラのツボではない。
●魔法少女大戦
ゲームに登場する禍つものを払う少女達を描くってもので、物語らしいものはない。
明らかに大きなお友達向けというより、萌え好き野郎向けでオイラのツボではない。
●精霊使いの剣舞
あー、なんていうのかな・・・。内容がラノベの文字通り軽すぎて頭が痛くなるレベルという感じ?
女子校の中に能力を持った男が入ってきて、嫌われていたのがいつの間にか認められて好きになったってパターンの繰り返しのハーレムもの。
深みも何もない因縁話がゴロゴロと転がってくるし。
もうちょいなんかひねり方とかないのかって思う。
●モモキュンソード
一昔前のラノベテンプレで捻りもないし古臭い作りの話だなと思う。
特筆すべきことは無し。
-未評価-
●黒執事 Book of Circus
何話か見られたけど途中で切れてしまった。グロイ話になってもういいかなとも思うけど、再放送されているみたいなので見れたら見る。
■継続
●ソードアート・オンラインⅡ
●ヤマノススメ セカンドシーズン
●白銀の意思 アルジェヴォルン
初めは評価が低かったけれど、なかなかどうして面白くなってきた。
●アカメが斬る
ジャンプ的なものかなと思って、期待していなかったのだけれど、なかなか面白い。
■切り
●DRAMAtical Murder
●少年ハリウッド
●Fate/kareid liner プリズマ 2wei
●LOVE STAGE!!
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