MAC miniにWindows 7をインストールした
今のところあまりMAC miniを使っていない。もったいないのでWindows 7でも入れてみようかと。
以下のスペックでWindows 7を動かしたらナカナカ良いものになるんじゃないかと思ったわけですよ。
- 2.7GHz Dual-Core Intel Core i7
- 8GB 1333MHz DDR3 SDRAM - 2x4GB
- 500GB Serial ATA Drive @ 5400 rpm
ただ、500GBのHDDをMACとWindowsで分け合って使うとなると、ちょっと心もとないような感じ。というわけで、FM V-BIBLO MG70Wに入れていたけどなんとなく相性が悪いのかファイルが壊れたりした「Samsung 2.5インチHDD(SerialATA)/容量:1.0TB/回転数:5400rpm/キャッシュ:8MB HN-M101MBB」に換装しました。1TBをMAC OSとWindowsで500GBずつに割り振るというわけです。
●準備
・用意したもの
- MAC mini
- Windows 7 Home Premium 64bit版:CPUについてくるOEM版を購入(安いから)
- USB DVDドライブ BUFFALO DVSM-PS58U2-WHを使用(MAC miniには光学ドライブが無いので。ディスクイメージでもいいらしいが)
- USB メモリ:MAC miniのWindows用デバイスドライバを格納するために必要
- 1T HDD Samsung HN-M101MBB(これにHDDを換装)
- トルクスねじ廻し:HDD換装に使用。MAC miniをばらすにはT6H と T8Hが必要。
以上。
BootCampについては、以下のサイトを良く読んでおきませう。
- APPLE 「Boot Camp - インストールと 設定ガイド (OS X Lion)」(PDFファイル)
- ASCII.jp「準備からインストールまで徹底解説!! 完全保存版・MacにWindows 7をインストールしよう」
●まずは換装
HDD換装については Mac mini 分解&改造 / Studio Milehigh 「【動画】Mac mini(Mid 2011)のハードディスク交換(下段)」がすげー参考になります。
MAC miniに入っていたHDDは、TOSHIBA MK5065GSXF の 500GB HDD。
換装するSamsung HN-M101MBBは、これより少し厚くてMAC miniに入れにくい。HDD固定用のトルクスねじを付けると、MAC miniに入らなかった。というわけで、トルクスねじをHDDに付けないでMAC miniに入れました。Wi-Fiアンテナが付いている金属プレート(穴あき)のほうに固定されるので多分 問題なし。
分解はそんなに難しくはなかったのだけれど、元に戻すときが手間がかかった。
- Wi-Fiアンテナのコネクタがナカナカはまらなかった。何回かトライしてやっとはめられた。
- 金属プレート(穴あき)をはめるのも難しい。うまくくぼみにはめられなかったのだが、どうやら左側の黒いプラスチックカバーを先にはめてしまったせいらしい。カバーをもう一度はずしてから、試行錯誤してみると何とかはまったです。
んで、HDDを換装する前に、MAC miniのHDDの内容を換装先の1T HDDにコピーしたけれど、全く意味が無かったの。(半日かかったのに・・・) HDDを換装してMAC miniを立ち上げると、”フォルダに?”マークが出てしまい、結局 MAC OS Lionを入れなおすことになったのさ。
これは、”フォルダに?”マークが出るのは、OSが見つからないという話。
→APPLE「Mac の起動時に点滅する「?」マークが表示される」に解決方法があります。
- キーボードのoptionキーを押しながらMAC miniの電源をONするとSupport Managerが立ち上がるです。(Apple Wireless Keyboardを使ってもできる)
- 有線LANを接続しているのに、無線LANの暗証番号を要求された・・・
- ディスクユーティリティを選択→HDDを選択して→パーティッションを選択→パーティッションを"Mac OS拡張 (大文字/小文字を区別、ジャーナリング)"で500GBを追加→ソノパーティションを選択してオプションでGUIDパーティションテーブルを設定する。
※:FATやExFATを作れるけれど、Windows用ためには作っちゃだめ・・・ - パーティッションを作成したらディスクユーティリティのトップに戻って”MAC OS Xを再インストール”を選択
- MAC OSをインストールには、6時間くらいかかった・・・
- OSインストール後にセットアップがあります。そこで元のMAC mini のHDDをUSB IFで接続すれば、環境を引き継げます。HDDコピーが要らない理由がこれ・・・。(その前にコピーしてもどうしようもないけどね)
以上で、HDDを換装してからMAC OSインストールの方法。
MACにWindowsをインストールするには、すでにMACに用意されているユーティリティにあるBootCampを使う。
んで、MAC miniにWindowsをインストールするのには特筆すべきことはなし。問題なく実行できた。
- デバイスドライバをUSBメモリにダウンロード
- Windowsのインストール(空き領域が無いと出てこない。FATとかExFATを作っちゃいけない理由がこれ)
もし、パーティッションを作ってしまったら、ディスクユーティリティでパーティションを削除すればいい。 - デバイスドライバを入れたUSBメモリを挿しっぱにしていたら、Windowsインストールの再起動で何も画面が出なかった。すわっ!デバドラがちゃんと入っていないからかとびっくりしたが、USBメモリを抜いて電源を入れなおしたら、ちゃんと続きが出た。
- Apple Magic Mouse、Apple Wireless Keyboard (JIS)はちゃんとWindowsインストールのときも使えた。
- Windows起動後にUSBメモリに格納したデバイスドライバをインストールすることによって、有線LANとかビデオカードとかちゃんと使えるようになる。(有線LANは初めから使えていたか?)
Windowsエクスペリエンスは以下のような結果になりました。
- プロセッサ:7.1
- メモリ(RAM):7.2
- グラフィックス:5.7
- ゲーム用グラフィックス:6.6
- プライマリハードディスク:5.9
とりあえず、家にあるPCの中で一番早い。
タスクマネージャーを見るとCPU使用率に4つあるのが、なんか感動・・・。
あー、立ち上げるOSを切り替えるには、いちいちコントロールパネルにあるBoot Campで設定しなおさないとだめらしい。これが面倒なら、仮想化してMAC OSでWindowsを動かすということをしなけらばならない。
そのうち、仮想化してみようと思う。
とりあえず、何に使おうかねぇ・・・。
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