読了「年刊日本SF傑作選 結晶銀河」
2010年の日本SF短編集(14編)
おいらの好きなハードSF・スペオペ系はほとんどなく、ディストピア風とか怪奇風とか後味にいやなものが残るものばかり。
うむぅ。
巻末掲載の第二回創元SF短編賞受賞作は、これ(オイラの感覚では)SFと言わない。奇抜な世界を描こうとして造語を満載しているので、まるで情景が見えない。想像を働かすことができないし、主人公がやっていることは仕事として何かを作って納めに行って死にそうになって何とか生きるってことで、サラリーマン小説かよ!
山本宏さんの作品は「アリスへの決別」で文庫本を読んでしまっているし、他の作品はオイラのツボからはかなり離れている。
というか日本SFは暗いものが多くて、あんまり好みじゃないな・・・。
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