朝日新聞に載っていた2つの「言葉」
●1つめ
『問題は悪意よりも無知から生じる』
ハンロンの剃刀
朝日新聞土曜版BEの「勝間和代の人生を変える『法則』」に載っていた。
「無能で説明できる現象に悪意を見出すな」という意味。人の失敗により被害を被った時、ついつい悪意により問題を起こしたように感じて、その人に対してこちらも悪意を向けることがあるが、それはお門違いだということか・・・。
いや、違うな。仕事をしているうえで、知恵や能力に対して金を払っているのだから、怠慢による無知は罪だ、無能は罪だ。
自分が無知である、無能であることが分かっていて、それでも人を不快にさせたり、危害が加わるようなことがあったら、それはその人の罪だ。
悪意を向けても十分値する行為だ。
狭量と笑うなら笑えばいいけど、被害を被ってみると実際笑えないものですよ?
●2つめ
『アホの勉強をせい。人間アホになったら一人前や。』
島田叡
こちらも同じく朝日新聞土曜版BE「磯田道史のこの人、その言葉」に載っていた。
賢しい振りをして人から天才だの先生だのと持ちあげら得れ計算ずくで行動する奴より、不利益を被るようであっても困っている人々の役に立つようになるってことを示していると思う。
いい言葉だ。
オイラも、入社したばかりの時は、古くからコンピュータを触っていたから一日の長があると思って色々ポカやったけど、今はその点を反省して勉強するようにしている。たとえば疑問に思ったことをすぐに検索してみるとか。
自分がアホだという前提や公言していれば、肩の力が抜けてイイ感じに力を発揮できるようになるし、よりよい人間になるように努力もするようになる。
自分を賢いと思っていてもそれはただの怠慢で誰の役にも立たない・・・。
ま、改善しようという気がなければ、人の役に立つようなアホにならなければ、意味はないんだろうけどね。
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