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2009年7月11日 (土)

読了:ドラル国戦史3 神託の夢

「金で買った権利を経った今、おまえは喪失したんだ、ジャルカン。おまえは終わりだ」

■お勧め度:★★☆☆☆
■対象者:ベルガリアード物語、マロリオン物語のデイヴィッド&リー・エディングスのファンの方。

妹神ゼラーナの領土に進攻した<ヴラーなるもの>の虫兵士は、兄弟姉妹神の雇ったトログ帝国軍とマーグ国海賊船団を包囲する寸前までいった。しかし、夢見人アシャドの火山を噴火させる夢が現実となり虫たちは溶岩に飲み込まれてしまった。
次は<ヴラーなるもの>狙いが弟神ヴェルタンの治める南の土地であることを夢見人の夢により知った神々は、兵力を移動させる。
南の土地は農業が主産業で、そこで一目置かれているオマーゴとその妻アーラが兵士たちを歓迎する。だが、(神であると自称する人間を崇めていて内部は腐りきっている)アマー教の元聖職者であり、悪さをしてアマー教にいられなくなり金で士官の地位を買った(卑劣な男である)ジャルカンが、四神の兵隊を危機へと陥れる。

神託の夢 - ドラル国戦史 (3) (ハヤカワ文庫FT) Book 神託の夢 - ドラル国戦史 (3) (ハヤカワ文庫FT)

著者:デイヴィッド・エディングス,リー・エディングス
販売元:早川書房
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ある意味この物語の最重要人物であるオマーゴとアーラが登場する巻。
でも、ここら辺を読み返してみると、伏線らしきものはあるけれど、無理やりこじつけているように読めるなぁ。

それとは別に、この巻はジャルカンのターン?

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