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2009年6月 9日 (火)

読了:ドラル国戦史1 四方を統べる神

「見た目とはちがうことが進行中らしい」

■お勧め度:★★☆☆☆
■対象者:ベルガリアード物語、マロリオン物語のデイヴィッド&リー・エディングスのファンの方。

舞台は、4柱の古き神々と4柱の若き神が創造し管理している大陸 ドラル国。
その4柱の神々(兄弟姉妹)はドラル国の東西南北をそれぞれの部族とともに納めていた。
しかし、ドラル国の中央は神々の力が届かず荒地となっており、”ヴラーなるもの”と呼ばれる女王アリのような怪物が巣くっていた。”ヴラーなるもの”は、食糧を求め、大量の兵隊を生みだし荒地から4柱の神々の司る地へと侵略し始めようとしていた。

その侵略は人間の滅亡と繋がると予見した長兄の神ダレイネは、夢で未来を見通す夢見人の赤ん坊を弟姉妹に預け侵略の対抗策としようとした。
そして、夢見人が成長し、”ヴラーなるもの”の侵略が間近に迫ったある日、神々には命あるものを殺すことができない制約があるため、戦い方を知っている(ドラル国の外の)辺境人、つまり海賊のマーグ人、商売人のトログ人のなかでも職業軍人を金で雇うこととなった。

四方を統べる神―ドラル国戦史〈1〉 (ハヤカワ文庫FT) Book 四方を統べる神―ドラル国戦史〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

著者:デイヴィッド エディングス,リー エディングス
販売元:早川書房
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デイヴィッド&エディングスの十八番(パターン?)である、複数の神々が人間に力を貸し(根回し?)、邪神と対抗するという話。
この巻では、西を司る女神ゼラーナとその夢見人エレリアがヴラーなるものに対抗するため、辺境人で海賊の”鷲鼻のソーガン”船長から渡りをつけ海賊仲間の一団、そして職業軍人であるナラサンを雇う。
これまたデイヴィッド&エディングスの十八番で、交渉というか会話はウィットに富んでいる。でも、今回のシリーズで見るべきところがそこしかないんだよな。キャラは魅力的なんだけれど話回しが乱暴すぎて萎えてしまう・・・。
しかし、1巻目はメンバー集めでまだまし。
これからが・・・。

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