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2009年6月16日 (火)

読了:[新訳]女王の矢 ヴァルデマールの使者

「ここに居場所を勝ちえた気がするの。それだけよ」

■お勧め度:★★★★★
■対象者:マーセデス・ラッキー最高!な方。女性が活躍する本格的中世欧州風ファンタジーが好きな方。

国境近くに住む<砦族>の少女 タリアは、<砦族>の掟に縛られ酷使される辛い日々の生活からのがれるように、いつしか<使者>の冒険物語にのめり込むようになった。
タリアが13歳になる日、結婚させられることを迫られる。女性を人として扱われない過酷な人生を歩むことを拒否したタリアは、逃げ出す。
そして、白き美しき馬(精霊)である<共に歩むもの> ローランと出会い、訳がわからずにも王都へと連れて行かれる。
タリアは<共に歩むもの>に<選ばれ>、特別な<使者>である<女王補佐>として人生を歩むことになる。

新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア) Book 新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア)

著者:マーセデス ラッキー
販売元:中央公論新社
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やばい!こんな面白いファンタジー小説を2年弱も読まなかったなんて、積読も大概にしなさいって感じですな。
すでに創元推理文庫から刊行されていた「ヴァルデマールの風」の前の話。「ヴァルデマールの風」では主人公のエルスペスがまだ子供の頃で、お目付役のタリアが<使者>となる物語です。ここで<使者>や<共に歩むもの>が初めて出てきて説明もあるのだけれど、先に「ヴァルデマールの風」を読んでいたのでイマイチ存在がわからなかったんだよね。
今回、これを読んで色々、得心。納得がいきました。

<砦族>で虐待されて育ち人を信じるということを知らずにいたタリアが、<使者>学院で仲間たちに囲まれ、徐々に打ち解け、人を信じ自分を信じるようになっていく。
成長過程がなんとも暖かく、頼もしい、良い話です。

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