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2009年2月 3日 (火)

読了:老人と宇宙2 遠すぎた星

「おれはつまらん男かもしれないが、おまえはまちがいなくおもしろいやつだよ」

■お勧め度:★★★★★
■対象者:宇宙人との戦闘物が好きな人。

世界観の説明は、前作のエントリを参照のこと。

前作は老人が主人公であったが、今回はコロニー防衛軍のもう一つの部隊である、ゴースト部隊の一兵士ジェレド・ディラックが主人公。

ゴースト部隊の兵隊は、コロニー防衛軍に志願した老人がクローンに意識をコピーする前に死んでしまった時に、遺伝子を活用して作られる。意識がないままクローンを作り、ブレインパルという体内コンピュータで意識を人工的に作られる。

しかし、主人公ジェレド・ディラックは、そのような出自ではない。意識移動の研究者の第一人者ブーティン博士が、自分の意識を保存した機械を残して、容赦ない敵へと寝返ってしまった。その意識から博士のクローンを作り、その意識から裏切った理由を調査するためにジェレドは作られた。しかし、ジェレドに植えられた意識は覚醒することなく、軍のお偉いさんは失望した。しかし兵士としては優秀なゴースト部隊の兵士として使える。

画してジェレドは、ゴースト部隊の兵隊として、様々な作戦に従事することとなった。そして、出会い、戦闘、別れを経験によって博士の記憶が蘇ってくるのであった。

自分が博士なのか、それともジェレドなのか・・・。そして博士と相対したときジェレドは、どのような選択をするのだろうか。

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前作から1年半くらいたっているので、前作の話をすっかり忘れていますよ?

今回は、謎であった(よね?)コロニー連合とその敵対宇宙人たちの構図が見えてきて、決してコロニー連合が善ではないとか。

そして、自意識とは別の意識・記憶が表れて、それが自分なのかそれとも博士なのかという悩みをもって、最後に自分であることを選ぶという、流れも良いです。

良作です。

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