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2008年9月18日 (木)

思考の段階

今朝、通勤途中に思考には、いくつかレベルがあるなぁと思った。

内省してみると思考レベルは上から

  • 言語表現レベル (他者との意思疎通をするため、文章や会話で表現する)
  • 思考(概念)レベル (手順や図などを検討する)
  • 直観レベル  (意識に上ってきて選択・非選択を行う)
  • 無意識レベル (何も考えていなくても選択・非選択を行う)

があると思う。(もっと細かく分けられるかもしれないけれど、オイラの内省の結果だからね)

んで、SFのギミックに精神の融合というものがある。「終わりなき平和」とかこの前の「反逆のルルーシュR2」とか「エヴァンゲリオン」もそうかな。

これらはどのレベルで精神・思考の融合されることを想定しているのだろうか?
個性とは、思考の独立によって確立されている。その独立によって他者と自分を区別できる。他者と自分との意思に相違があることにより、コミュニケートをとる必要がある。コミュニケートにより分かりあえるという充足が得られる。

もし、すべてのレベルで融合したとすると、思考は単一になってしまい自分の中に他者を認識できない=それは孤独と変わりない。
無意識レベルでの融合で、その上のレベルは個々に分かれているなら(他者の考えが無意識レベルで通じ合うなら)、他者の思考ノイズが入ってきて、まともに思考ができるとは思えない。
逆に思考(概念)レベルで融合したとしたら、これは会話による意味喪失がなくなるので、便利かもしれない。認識・知識・思考の共有による意識の拡大が行えるわけで、自分が知らない・考えが及ばないことでも、他者に概念を送受信することにより、思考経過・結果が意味喪失なく手に入れる。思考の駄々漏れでなければの有用だという話になるけど・・・。

これらのことを思考(概念)レベルで考えてみた。それを今、言語レベルに上げてみたが、レベルが上がると形にするのに時間がかかる。これは訓練によってスピードが上がるのだろうか?

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