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2008年8月23日 (土)

読了:神無き世界の英雄伝 2

「僕を必要としてくれたのは、この広い宇宙でオフィーリアだけでしたから」

■お勧め度:★★★☆☆
■対象者:スペオペ者。究極のAIは女性型だとこだわりのある方。

人民共和国から離反した企業連盟は、ロイ、レンの活躍により独立をもぎ取った。しかし、激戦の結果、人民共和国・企業連盟ともに戦力の低下を招いた。
それは、銀河の3大勢力、銀河連合、中立宗教国家ノウスベルンと人民共和国の均衡を崩すこととなった。
銀河連合の最高の軍師、軍神と恐れられているスタンリー・マスターズ元帥とその教え子たちが、まず要所である惑星ダリアに侵攻し、すぐに攻め落としてしまった。
共和国がつぶされては、企業連盟の独立の意味がなくなってしまう。企業連盟は共和国と手を組むことを決意する。

神無き世界の英雄伝 2 (2) (電撃文庫 か 14-2) Book 神無き世界の英雄伝 2 (2) (電撃文庫 か 14-2)

著者:鴨志田 一
販売元:メディアワークス
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強大な敵マスターズが立ちはだかるように見えて、周りの者が戦うので、マスターズの采配がいまいち見えないような。圧倒的優位な戦力差と銀河連合側の読み勝ち(というよりロイと共和国・企業連盟の同盟軍の読み負け)により、同盟軍の形勢はさらに不利になってしまうという、なんだかなーという話。
ついでに、レンの戦う動機がちょっと垣間見えたことと時間があまりないこと(巻数を多く出せないという作者の縛り?)が見えて、これからどうなるのか期待させるようなそうでないような。
でも、良作。

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