水で動く自動車 おかわり
昨日の「水で動く自動車」は、ネタをピックアップするので精一杯であったし、一晩寝て考えついたこともあるので、書いてみる。
初めに書いておくけど、あの装置を擁護するわけではないよ。ただ、何の検証もせずに、ただ決め付けで信じることも信じないことも、科学的ではない野蛮な行為であるということを言いたい。
あの装置を見て熱力学第二法則に従っていないトンデモ科学とか疑似科学とか言うのは誰でもできるし、簡単な結論である。
でも、現在の法則に従っていないから何でも嘘と決めつけるのは、科学的方法ではない。
現在の法則も、現象(燃えるとか落ちるとか)に対して後付けで説明をつけたものが大半である。まあ、未発見でも予想された現象に対して、観察・検討・実証されたものは例外として。(たとえばπ中間子とか冥王星の存在とか)
法則とは、現象に対して観察・検証・実証してその定義が正しいという共通意識によって定められるものだ。(そしてその法則も例外がある)
ただ、「現在の法則」という宗教を信じ込んで、あれに従っていないから嘘だという、宣教師になるのはいかがなものか。あの装置が本当であるかは、第三者が実験・検証しなくては何も言えない。これが現状ではないのだろうか?
もし、あの装置が本当であるならば、画期的である。それを、ただ”科学教信者”という似非科学者の声で潰してはならない。第三者が実験・検証するようにするべきなのだ。その実験を元に本当・嘘を見極めるべきだ。(あの会社が公開するかどうかで本当か詐欺かはわかるのだろうね・・・)
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