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2008年4月27日 (日)

読了:反逆者の月2 帝国の遺産

「この艦隊だって、われわれ自身の手で地球まで回航してくるしかなかった……今、ここにある以上の援助は、もう来ないんだ」

■お勧め度:★★★★☆
■対象者:異星人との星系間戦争なスペオペが好きな方。

謎の敵アチュルタニの侵攻が間近となり、この危機を回避するため、星間国家である第四帝国の助力を受けようと、衛星サイズ戦闘艦ダハクで旅立つコリン達。しかし、はじめにたどり着いた星系で自動攻撃を受ける。
一方、地球に残ったコリンの仲間は国家統一を行い、一丸となってアチュルタニに対抗すべく、ダハクの生産プラントを使い防御力を上げるが、それでもアチュルタニの威力偵察部隊を防げるかどうかというところである。
はたしてコリン達は、帝国の救援の手を受けられるのか?地球はコリン達が戻ってくるまでアチュルタニの侵攻に耐えきれるのか?

序盤から中盤の話は、コリン達の帝国への旅の様子 と 地球での国家統一と帝国の進んだ技術の浸透・惑星防御機能の製造、そして間幕に地球へと徐々に近づきつつあるアチュルタニが異星文明を容赦なく滅ぼすシーンが描かれている。作者であるデイヴィット・ウェーバーのお気に入りの手法なのか紅の勇者オナーハリントンでも同様に描いていたね。
衛星レベル、小惑星レベルの宇宙戦艦が超光速で飛び、ワープして、しかもミサイルも超高速やワープするし反物質ミサイルやら重力子ミサイルやらで衛星くらいならいとも簡単に吹っ飛ばすという何とも壮大なレベルの戦いが繰り広げられ、技術力に勝る地球側は全く数の上で劣勢(アチュルタニの方は三十万隻とか)を強いられて、いつ大敗をきするかドキドキしてしまう。

さてさて、今回でアチュルタニの侵攻を食い止め、アチュルタニの侵攻の謎も解けたけれど、まだすべて解決というわけではない。続きが楽しみです。

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著者:デイヴィッド ウェーバー
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