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2008年3月14日 (金)

読了:半分の月がのぼる空 5

「その手はな、何かを掴むためにあるんだよ」

■お勧め度:★★★★★
■対象者:ボーイ ミート ガールものが好きな人。加奈とかKannonの沢渡真琴シナリオ、SNOWの雪月澄乃シナリオなど儚く散っていく話が好みな人。

裕一と里香の絆は強くなっていった。
しかし、夏目は、裕一が里香と一緒に生きていくことの苦しみをがわかっていないことを苛立たしく感じ、裕一と里香の邪魔をするが、亜希子に十七歳は何も分かっていない年齢であるが、裕一は一生懸命強くなろうと大人になろうとしていることを諭される。夏目は、祐一が里香とともに生きることを許し、そして闘病生活をしている夫婦と合わせて、裕一と里香の未来を見させた。
裕一は、里香が手術前に渡してくれた「チボー家の人々」の中の言葉”命をかけてきみのものになる”の署名JをR(里香)の答えとして、同じ「チボー家の人々」を古本で見つけ、同じ場所の署名をY(裕一)で渡そうとするが。

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裕一の悪友 山西のアイディアで結婚届けの用紙を市役所に取りに行った世古口と水谷がなんかいい雰囲気になったり、里香と亜希子さんの会話でやっぱり里香は裕一が自分と一緒にいてくれることを喜んでいるというあたりとか、何とも暖かい話で、将来は不安ばかりではなく希望もあるんだといういい話だった。

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