スペースインベーダー30周年
スペースインベーダーが世に出て30周年記念だそうだ。
ゲームの歴史の中で、スペースインベーダーの誕生は記念すべき出来事の一つである。
しかし、タイトーはスペースインベーダーをいつまで引っ張るのだろう?
というのも、だいぶ昔の話になるが、十ん年前の就職活動のとき、ゲーム業界も眼中に入れていたのでタイトーの就職説明会にも行ったことがある。(余談だが、コンパイルにも行った。噂のピンク色のジャンパーを丁稚が着ていた。閑話休題)
タイトーの就職説明会では、御偉方だとおもうのだが、自慢げに「今でもコンスタントに売れている商品があります。それは何だと思いますか。スペースインベーダーです」と言っていた。
あー、こりゃだめだ、とその時感じた。
ゲーム業界は、新しいものが持て囃される世界で、古いものに固執しても売れない。コンスタントに売れ続ける商品は、せいぜい麻雀とか将棋とかそういったものだけだ。
「スペースインベーダー」を売りにするところは、タイトーの古い体質を示しているように思えた。ゲーム業界で古い体質というのは、開発者の待遇も疑問を持ってしまう。
まあ、結局、タイトーにはそれ以上、縁はなかった。(断られたのか止めたのか忘れたけど) というか、ゲーム業界とは縁がなく、結局今のところに落ち着いたのさ。
でも、ゲーム業界に入ったとしてもオイラの能力では苦しむことになったと思うから、今の会社に拾ってもらったのは良かったことなのかも。
ま、そんなところ。
つるかめつるかめ。
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