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2008年1月 4日 (金)

読了:デュアン・サークⅡ ⑩ 落ちた勇者 <下>

「約束したはずだよ。包み隠さずに話すようにと」

■お勧め度:★★★☆☆
■対象者:深沢さんの小説好きな人。

闇魔に入りこまれたデュアンは、一人、賢者オパールの所へ赴こうとするが、アニエスに見つかり一緒に旅することになった。しかし、いつ闇魔に操られてアニエスを傷つけるか気が気ではないデュアンは、アニエスと別れようと決意する。
アニエスを騙して一人となったデュアンであるが、途中、街を襲うオークとマウントロールと戦うが逆にやられそうになる。そこにデュアン達を追ってきたクレイ・ジェダとランド・ブーツに救われる。
一方、闇魔について調べていたズーニョに、闇魔に関する資料を見つける。しかしその時、闇魔の一番の使者ギィシーカーと名乗るモンスターに襲われる。ギィシーカーは僧侶魔法も物理攻撃もあまり効果がなく、危機に陥るが、ギィシーカーの謎の撤退により救われる。
デュアンとクレイ・ジェダは、オパールの所へ行く途中、山脈に穿かれている坑道にある聖なる泉を経由することになった。

Book デュアン・サーク 2〈6〉勇者への道〈下〉

著者:深沢 美潮
販売元:メディアワークス
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ちょっと作者の意図が読めないような回。デュアンがせっかくアニエスと一緒に旅することになったのだけど、ちょっとしたイベントだけでさっさと別れさせて、クレイ・ジェダ達と一緒にするとか、なぜか前巻でルルフェットやアニエスの相棒達と別行動をとらせたり、今回でまた会わせたり。
まあ、成長するには依存対象から離れるというのは分かるけど、必然性が見えないんだよね。なんか必然性をその時に提示するとかしてくれないと、納得できずに違和感として残りますよ。(もしかしてTRPGのようにサイコロを振って、その目で出たイベントをそのまま描いているのではなかろうな)

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