てまりがオーディオチェックCDを手に入れて、それを聴くところから、ガラスCDへと話が進む。
●表紙 ゼータが載っているスピーカ
marantz社製のB&W CM1(Bowers&Wilkins CMシリーズ)と思われる。
2ウェイバスレフ型スピーカ。標準価格(2本1組で)121,800円(税込)。発売時期は2006年1月。
marantz社 CMシリーズ:http://www.bwspeakers.jp/cm/index.html
Phile Web オーディオニュース:http://www.phileweb.com/news/audio/200601/13/6253.html
●オーディオチェックCD
てまりの持ってきたのはDENON社製 オーディオ・チェックSACD [Hybrid SACD] 。
Hybrid SACDなので、通常のCDプレイヤーでも、SACDが再生できるプレイヤーでも使えます。
「コンテンツは、過去のディスクに準じ、各種信号音と音楽信号。2ch・サラウンド゙・CD層のフル装備で、特にSACDの特徴でもある超高域のテスト音源(DSD録音のハイハット音源収録)や、サラウンド・スピーカ・セッテングのための各種信号などを盛り込み、よりSACDの魅力を引き出すものとなっています。
また、CDのチェック・ディスクとしてもご活用いただけます。」とのこと。
ちなみに、Track 32はリファレンス信号セクション 30kHz - 16dBSACD All chで、SACD層。
Columbia Music Entertainment:http://columbia.jp/classics/sacd/
●人間の聴覚は年をとるごとに衰えていく
人間の音を聴く器官は、耳であるが、その中は、外耳・中耳・内耳に分類される。音の振動を神経で電気信号に変える器官は、内耳のうちの蝸牛と呼ばれており、カタツムリのような形をしている。蝸牛内のリンパ液を伝わった音の振動は、固い毛のようなものから神経への刺激となり、脳へと伝わる。入口近くの広いところで高音を、奥の狭いところで低音を感じている。
難聴の種類は、外耳・中耳までの物理的に音を伝える部分に異常が発生して音が聞こえなくなる伝音難聴、内耳以降の音を神経パルスに変換して脳に伝える部分で異常が発生して音が聞こえなくなる感音難聴の2種類がある。
伝音難聴は医学的な治療や手術での改善が可能だが、感音難聴は無理。老人性難聴は感音難聴とのこと・・・。ちなみに20代が一番聞こえて、年をとるごとに高音が聞こえなくなる。
●スーパーツイーター
高音部を担当するスピーカーユニットのこと。スーパーツイーターでは、10KHz以上とされている。
20万円台のものが主流?
●蛍光灯がついている部屋とかTVがついている部屋が分ったりする?
最近の蛍光灯は、インバーターで高電圧を得る。周波数20K~50KHzで駆動する。これが音として出たら、普通の人は聞こえないはずなのだが。
ちなみに古い蛍光灯ではジーと音がしていたけど、電磁安定器というものが音を出していたらしい。これの音は、ここで言っている聞こえるか問題にしている音とは違うよ。
ミツワ電気照明のネットショップ AKIBA ライトクラブ「インバーター TIA-1030」:http://www.akiba-light-club.com/item/X01-002.html
TV(NTSCカラー)の水平同期信号が15.734264kHz。ここら辺なら、若い人は聞こえるかもしれない。
オイラも昔は、聞こえていた。TVの販売フロアに入ると(とくにTVの裏側がこちらを向いていると)めまいがした。今は時々めまいを感じるスポットがあるけど、飯を食わずにうろうろしているからに違いない。
ちなみに垂直同期信号は59.94Hzで、超低音。
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E5%83%8F%E4%BF%A1%E5%8F%B7
●ガラスCD
通常のCDはポリカーボネートで作られているが、プラスチックであるので、作成時の密度の片寄や経年劣化による材質の変化、反りなどで読み取りレーザーの光が複屈折して、デジタルデータにエラーが発生する。エラーを修正するため何度も読み込もうしたりするが、修復できない場合があると微妙でも音がゆがむ可能性がある。
ガラスCDは、強化ガラスを使用しており、そこら辺はクリアされているんだって。
で、ディスクの重量が33gとCD規格の上限となっているので、回転が安定するということだけど、それだけモーターに負荷をかけるよなぁ・・・。
でもさぁ、まれはの言うとおりメモリ媒体にした方がナンボもいいよな。機械系は劣化や電源による信号への影響、駆動による熱など、いろいろ問題が発生しやすい部分が多いし、なにより作動音がするんだよねぇ。(安もんしか持っていないからか・・・)
ゼータの「回転しないと寂しくないか」というのは、この辺を考えていないな。
AV Watch「ガラス基材を利用した1枚98,700円の高音質CD -N&Fとトエミ・メディアが共同開発。1品づつ受注生産」:http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061026/nandf.htm
DIGITAL WAVE J-CASEモノウォッチ「1枚20万ってどんな音?「ガラスCD」聴いてみた」:http://www.j-cast.com/mono/2007/12/14014579.html
HMV 交響曲第9番 カラヤン&ベルリン・フィル(ガラス製音楽CD+通常CD):http://www.hmv.co.jp/product/detail/2625293
●CCCD
ファイル共有ソフトによりパソコンで取り込まれた音楽が出回ったというのが企業の言い訳で、パソコンなどに取り込むことを抑止するために使用されたCDのまがい物。(正確にはCDの規格に沿っていないので正規のCDとはいえない)
実際にはウチでも簡単に取り込めたけどな。(ちゃんとCDを買って、個人使用しておりますよ)
エラーを発生させて、CD-ROMドライブでデータを取り込ませないようにする。普通のCDプレイヤーでは、エラーの部分は何となくごまかせるから大丈夫というけれど・・・。人の耳なんて大したことないさという考えから成り立っているもので、ユーザを馬鹿にしていると思われる。
PE'Zも初期の頃は、CCCDで出していたんだよなぁ。
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/CCCD
●てまりがスーパーツイーターではなくガラスCDを選んだ理由
「CDはマスタリング命」であることがてまりの持論であり、元が良くなければいくら出力装置が強化されても駄目だということから、元=CDから良くしたいということであろう。
オイラのオーディオの方:タイムドメインスピーカは、とりあえず土台は塩ビ管を乗っけられるようにできた。外側がデコボコしているので何とかしないと。あと、スピーカーユニットの仮想グランド用ナットの部分を補強したので、組み立ての問題となる所はクリアされた。明日くらいには仮組が出来ると思う。録音して公開するのは、良いマイクがなく出来そうもない。あしからず。
んで、ちょっと土台に塩ビ管を載せてみたが、土台と塩ビ管の間が結構ゆるいみたいで、隙間を埋める何かを考えた方が良いかも。それと、色塗りとかスピーカーのカバーとかは、おいおいやっていこうと思う。
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