借りた本
今日いろいろ本(主に漫画)を借りて、いくつか読んでみて、心に来たものについて記してみる。ここに書いてある漫画は見といて損はないぞ。
(1)少女ファイト 3
作者の日本橋ヨヲコさんは、極東学園天国やG戦場ヘブンズドアといった情熱を持ちながらそれでいてクールな主人公たちを描く漫画家さん。
少女ファイトは、女子バレーをテーマにエゴイスティック(我ままという意味ではなくバレー本意ということ。バレーばかというべき?)な奴等が、チームとして成長していく様を描く。
作風も、人物の決め絵が輪郭線を太く描かれており、これが印象にビシッと残る。
この3巻は、伏線を回収していたり、次につなげる伏線を置いていたり新キャラを出したりで荒っぽく感じる。(というより、前の話を忘れているからおいてけぼりを食らっている?)
少女ファイト 3 (3) (イブニングKCDX)
著者:日本橋 ヨヲコ |
日本橋ヨヲコさんのサイト「週刊日本橋ヨヲコ」
(2)美女で野獣8
美少女死闘物の最終巻。女子高生が戦い(それも死闘)を心底楽しんでグッチャグチャになる話という救いようがないおバカな話。最終巻なのにいきなり日本壊滅させてどーするの。つーか、(一応女子高校生なんだけど)人外の戦いをここまで楽しそうに描いてある漫画ってのもどうなんだろね。
美女で野獣 8 (8) (サンデーGXコミックス)
著者:イダ タツヒコ |
(3)マップス ネクストシート2
スペースラブコメ?女性型宇宙船の生体コントローラの少女と地球人の男の子が出会い、少女の体に記された宇宙の宝を示すマップをめぐる戦い、そして、かつて宇宙をつぶそうとした伝承族との戦いを描く。
マップスの続きのようなそうでないような。というのもまだ謎だらけで旧作との関連が全然見えてこないんだよな。マップスの脇キャラは出て来たり、発言の端々からかろうじてマップスの続きだとわかるのだけど。
なんというのか’80年代のボーイズ ミート ガールSFマンガのノリなのだけれど、壮大な話で王道を行っているので古臭さとかネガティブな印象はない。
少女と男の子の初々しさが、古臭さとか生臭さを清冽に拭い去っているって感じで良いね。(古臭いおいちゃんとしては・・・)
マップス ネクストシート 2 Flex Comix (Flex Comix)
著者:長谷川 裕一 |
長谷川裕一さんのブログ「スタジオ秘密基地」
(4)まちまち1
幼馴染の男の子が好きな女の子。でも、男の子より背が高くて、それがコンプレックスであり、男の子への引け目となって、奥手となっています。
でも、男の子もその女の子がずっと前から好きで、そして、告白して付き合い始めます。でもやっぱり背の高さを気にして、自分の中でグルグル考えすぎてしまいギクシャクしてしまうときがあるのですが、二人の思いはそんな事をめげずに仲直りするっていう話。
こちらも初々しくて、まどろっこしくて、ほのぼのした絵柄も合わせて、そんな所が良い。
まちまち 1 (1) (アクションコミックス)
著者:かがみ ふみを |
かがみふみをさんのサイト「かがみふみをのうぇぶさい」
(5)愛人
愛人と書いてアイレンと読む。中国語で配偶者という意味。
初めタイトルを見て、またまたエロそうな本なのかと思ってしまったのだが、謝る!
でも、まあ、ちょっとエロいかな?
まだ、1巻の初めの方しか読んでいないのだけど、人が生きるってことは一人ではなく心を通わすことできる人が傍にいることで輝いてくるんだなと思わせる作品だ。
死期が近い人に精神的保護を目的とした人造人間が与えられるってことで、主人公の男の子は、女の子をもらいうける。純粋で元気なその女の子を”あい”と名づけ、一緒に暮らし、残り少ない日々を二人で楽しんで生きていく、という話。
愛人 -AI・REN-
著者:田中 ユタカ |
作者の方はアフタヌーンでミミア姫を描いている方とは、作風が違っているので気付かなかった。ミミア姫はファンタジーでハートフルな話でエロくないよ。
田中ユタカのページ
(6)ぼく、オタリーマン2
SEの悲惨な生活を描く。SE物っていうとヒドイよっていうものが多いけど、これもご多分にもれない。きたみりゅうじさんと同じだね!
まあ、オイラも似たようなものなので、よくわかるんだけどね・・・。でもね、上司やお客が良く分かっているとスケジュールは楽になるんだよ。無理なものは無理だといっとけ。上司やお客に痛い目を見させておけばいいのさ!
ぼく、オタリーマン。2
著者:よしたに |
最後にこれを持ってきたあたり、落ちということで。
よしたにさんのサイト「DANCOM」
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