読了:ガンパレード・マーチ 山口防衛戦4
「……それは子供の頃に聞いた話、誰もが笑うおとぎ話」
ガンパレード・マーチ 山口防衛戦 4を読了。
■お勧め度:★★★★★
■対象者:ガンパレ好き、架空戦記もの好き、人は信じられるもののためには命を張って闘うことができるという話が好きな人
この話の舞台の一つ岩国基地は、現実では米海軍海兵隊岩国基地と海上自衛隊岩国航空基地あたり。
岩国最終防衛ライン戦略図のあたり(GoogleMap)
人類側はここを突破されると後がない。圧倒的な数で押してくる幻獣軍を、九州戦では満足にそろわなかった豊富な榴弾による砲撃、地下通路を使った陣地防御戦、航空部隊による爆撃、そして善行戦闘団による遊撃部隊によって効果的に撃退していく。
芝村・速水、滝川、壬生屋たちは、幻獣を狩る災厄として剣を銃を拳を振るう。
しかし、幻獣側についている第4世界人カミーラ(洗脳能力持ち)が共生派を人間爆弾にして人類側の密集している部分を爆破。人類側に痛烈な打撃を与えた。瀬戸口・来須・石津達は、カミーラを排除するべくブータニアスを通じてネズミや燕、栗鼠などの神々の協力を取り付け、追跡を行う。
ガンパレード・マーチ 山口防衛戦の最終巻。絶望的な物量で押してくる幻獣に、人類はヒーローだけでなく普通の兵隊が死力を尽くし犠牲となり、なんとか押し返すことに成功するわけですが、そこらへんの各人のドラマが描かれている。戦っているのは芝村たちだけじゃないよ!
ガンパレード・マーチ山口防衛戦 4 (4) (電撃文庫 J 17-18)
著者:榊 涼介 |
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