IT系の職種ってやっぱり心の病の人が多いのか
IT Proのエントリ『調査のコメントで浮き彫りになった「こころの病」の実態』から
どんな職種でもうつ病になる可能性はあるのだろうけど、SEやプログラマなどのIT系の職種は特にうつ病になったという話をよく聞く。
オイラはどうなのかなぁ・・・。前の勤務地で忙しい時(ほとんど毎日午前1時位に家に帰っていたとき)は、うつ病のボーダーラインにいたと思う。その頃は、集中できずヤル気もなく惰性で適当な仕事していたし、改善方法なんて考えもしなかった(できなかったし考える時間もなかった)。朝、仕事場に行って、ダラダラ遅くまで仕事して、終電で家に帰ってすぐ寝て、起きたらすぐ出勤。体に力が入らず、一日気力も余裕も何もなし。楽しみを無理やりその日の昼飯に何を食うか決めることぐらい。「カツサンド!」とか。オイラは古川渚か!
今は早く行く代わりに早く帰れるので、気力は十分。電車に乗っている時間が長いので、それが辛いのだけどね。
上記のエントリを見るとうつ病の原因は主に以下のものが挙げられる。
・超過勤務により、睡眠時間や余暇の時間が取れず、肉体的精神的に回復できない
・過剰な責任を背負わされて、がんばってみるも無理なものは無理
・上司や顧客の心無い発言・態度によりモチベーションを削がれてしまった
仕事をしないと生活できないのだけど、その仕事に生きる力を削がれてしまっているわけなのだな。
解決方法は、その仕事だけが生きることの意味ではないと悟ることなのではないだろうか。人生のうち、仕事なんざ一時の腰かけさね。暇を潰すのに最適なだけさ。責任感を持つのも大事だろうけど、死んでは元も子も無いわけで。そしてあなたがいなくなってもたぶん仕事は進むと思うよ。もし進まないなら誰がやってもダメなのだろうし。上司や部下が無能なのさ。上司の見積もりの甘さ、部下の能力のなさが悪い!
適度に働き、無理なら無理と突っぱね(給料分働けばいいのよ、一日8時間分ね)、気が向いたら残業してやるかくらいで考えておけば?体調が悪いとか疲れたとかそういったことは公言するべき。わがままも言ってもいいじゃん。
こういった方針を打ち立てて早いうちに実行しておかないと、無理やり働かされちまうよ。残業しても終わらない仕事量を押しつける上司が悪いし、それを残業・休出して無理やり終わらせて見せるアンタが悪い。上司をつけ上がらせるなよ。
おなじくIT Proの「ITエンジニアのヘルスケア」も参考になるので合わせて見とけ。
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