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2007年9月17日 (月)

読了:狼と香辛料Ⅴ

「ぬしに、わっちのなにがわかるかや」

狼と香辛料Ⅴを読了。
賢狼ホロの故郷へと至る北への旅の途中で、ホロの伝承が残っている交易街レノスに立ち寄り、そこの歴史家でより詳しくホロに纏わる話を聞こうとした。レノスでは毛皮の取引で有名なのだが、教会が毎年行っている北への大遠征が中止になったことにより、取引を中止させられているという。今回は商売目的で立ち寄ったわけではないのだが、儲け話につながりそうで気になるロレンス。とりあえず以前世話になった宿に止まり年代記作家を探すことになる。そこで、奇妙な行商人と出会い、毛皮取引で大きな商売と持ちかけられる。それはホロをネタに金を都合してもらうということであった。

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ホロとロレンスの仲はどんどん深くなっていき、その絆の深さにホロは未来を恐れ、ロレンスは同意をするものの、それでも離れないことを選択する。商人にあるまじき金を見捨ててまでも。行商人の業よりホロを選んだロレンスの男気に惚れる巻です。
しかし、今回、すっかんぴんになってしまったロレンスははたしてホロを故郷につれていけるのか?

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