読了:狼と香辛料Ⅳ
「それがいいかどうかはわからない。しかし、それは仮定のはなしだ。違うか?」
狼と香辛料Ⅳを読了。
異教の古い話を集めている司祭がいる修道院があるとのことで、田舎の村テレオへと向かうロレンスとホロ。村についたロレンスは、村人や教会で修道院の場所を聞くが知らないといわれる。教会では、にべもなく追い払われる。商人の目から見るとしらばっくれているように見える。この村になにかあるとみたロレンスは、情報を収集するうち、村を襲う災難に巻き込まれる。
狼と香辛料 (4)
著者:支倉 凍砂 |
今回は商売の話は少なめ。ホロの故郷の話もそんなに多くないな。村の事情とその危機と、教会のあるじのラブラブな所にあてられたロレンスが羨ましがるのが主というところか(違。村が破滅する危機に、責任転嫁されそうになったロレンス達が最後に村を(金銭的にも)見捨てるかはたまた救えるかといったところが今回の見せ場。
まあ、狼はともかくもはや香辛料の姿形も見当たらないな。けど、今回も面白いですよ。
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