今日見たDVD
借り物と買った物を見ましたよ。
(1)イリヤの空、UFOの夏 Vol.6
このDVDは、小説を先に読んでから見た方が良い。DVDでは尺の問題から削られたエピソードがあるのだけれど、この話は映像+音声があることがメリットになっている。(普通ネタばれになるからどっちから手を付けるかが難しいものもあるけど、この話は、浅羽とイリヤの二人を取り巻く世界の話なので、ネタばれを気にするというよりは、ネタは登場人物が語ることでしかばらされないので、裏に流れる重い真実は真実みを持たない。それがラノベとして重くならないようになっていて、それが良い方向に向いている。そして、語られたネタから深読みすれば重い話にも持っていけるので、幅広い趣向の読者を受け入れられる。)
イリヤが持っているものは浅羽とのつながりだけで、それがとても悲しいことなんだけど、それでも最後には満たされて自分の為せることをなしたというのは、幸せの一つなんだろうなと思う。でも、残された方はたまったものじゃない。
イリヤの空、UFOの夏 6
販売元:ハピネット・ピクチャーズ |
小説を読まずにDVD Vol.1を見た時にはイマイチ面白くないなと思ったけれど、小説をすべて読んでからDVDを見ると評価は180度違ったものになる。
お勧めなんだけど、やっぱりDVDの定価5,700円(映像30分でおまけなし)は高すぎる。
(2)ARIA The OVA ~ARIETTA~
見習(シングル)ウィンディーネの水無灯里は、自分がプリマ(一人前)となった夢を見る。そこでは、見知らぬ後輩はいたが敬愛するアリシアの姿はなかった。そんな夢を見た灯里は、いつかそんな日が訪れるのだろうと目覚めても不安を引きずり、いつもの明るさに陰りが出てしまう。そして、アリシアが見知らぬ後輩である灯里を選んでくれたのか疑問に思い、アリシアに聞いてみた。アリシアが一人前になり、グランマがアリアカンパニーを去ったとき、不安でグランマを引きとめたことを話す。
ARIA The OVA ~ARIETTA~
販売元:メディアファクトリー |
いやー、やっぱりARIAは、良いなぁ。やんわりと流れる時間を綺麗に描かれていて、心が洗われます。灯里の不安(という程マイナスな感情ではなく、心の引っ掛かりというべきか?)を、優しく癒してくれるアリシアさん。二人のつながりに涙腺が緩んでしましました。(年をとると涙もろくなるね)
この話は、漫画ではないOVAオリジナルストーリなのだけれど、漫画と遜色なく描かれている。素晴らしい!
映像特典は座談会(監督+アリアカンパニーのお三方)。ほー、TVアニメの3rdシーズンARIA The ORIGINATION(アリア ジ・オリジネーション)がありますかぁ。いまから楽しみです。
オーディオコメンタリはまだ見ていませんが、こちらはゆっくり楽しむこととします。
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