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2007年9月10日 (月)

DRMの強化か補償金を支払うかの二択

DRMの強化か補償金を支払うかの二択」の話。
あまり理解しているとは言い難いけれど、思ったことを考えなしに書いみる(ネタもないし)。

  • 法律ってのは、利益を守るためにある
  • 著作権の利益って誰の利益?メーカ、著作物の作成者、著作物の購入者、お国(税金をもらわにゃならんし)のどれ?
  • 著作物を購入したユーザの利益の一つは、私的複製をとれること。自分で楽しむ分にはソースからコピーをとれるようにするべきであり、それは守られるべきことだ。回数制限されるのは、ユーザにとって不利益となる。ソースが壊れるかもしれないしコピーもまた然り。
  • 問題なのは、私的複製の範疇を超えて複製物が出回ること。オリジナルが売れなくなる可能性があるから。
  • でも、ただじゃなきゃ手に入れる気も起らないものがあることは、メーカーは思いつかないのか無視しているのか、ゴミからでも金をせしめるための方便の類か。
  • まあ、違法に私的複製物を広まらせたことが、メーカの危機感を煽らせて著作権法の改正までさせることとなった。P2Pを使っていたやつらの功罪だ!

DRMをかけるとユーザは見たり聞いたりできる機会が減るわけで、逆に購入する気が失せる。まさか内容を提示せずに消費者が購入すると思っている?
劣化コピーで我慢しろっていうのもなし。よくある音楽サイトの視聴は、劣化しすぎ+短すぎて元の曲とは似ても似つかなくなっている。こんなのじゃ参考にもなりゃしない。
オイラは、良いものだと思ったら必ず買うし、中古を売りに行くことはない(こんなやつはマイノリティだろうけど)。そして良いものと思うのは、ほとんどがYoutubeとかラジオで見たり聞いたりしたものだ。(ラジオは著作権的にOKなので、ここの言及からは外れるけど)

となると、補償金を払うということになるのだが、払う値段によって許容できるかできないか決まる。(払わないのがユーザとしては一番いいのだけれど)
購入するときは値段を見るのは当たり前で、(補償金が含まれているかいないかに関係なく)妥当な値段を超えると、購入意欲がとたんになくなる。

どちらにしても興味が失せて買わなくなる可能性が大。結局、売れなくなるんじゃないの?

ところで、海外からの輸入品にもこの補償金がかけられるのか?かけられないなら輸入品に流れるのは必至。国内の物は売れなくなるという罠。

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