プログラマが考える業務改善
プログラマに関する外国の良質な文章(主にブログ等)が記載されている「Fine Software Writings」をよく読んでいる。
ためになるものもあれば、日本では実現が難しいことや風土に合わないものもある。
どれかわからなくなったのだけど(たぶんJoel on Softwareのどれかのエントリだったと思う)、これの中で”組織的な仕事の改善方法をプログラマに考えさせるべきではない”という記述があった。プログラマは、プログラムを作ることに専念するべきであって組織の運用はマネージャが考えるべきことであるということである。
これを読んで、うちの会社が年に一回従業者に書かせる業務目標の”作業の改善”という欄のことを思い出した。
たぶん、これは毎日のんべんだらりと仕事をしていてもスキルアップにならないから、ステップアップする方法でも考えてくれたまえとでも言いたいのだろう。しかし、正直、一人でやれることなんて毎年書くほどあるわけでもなし、グループでやるようなことを考え出しても会社や上長から何も支援が得られるわけでもない。というわけで、無駄なことをやらされている感がぬぐえないのだ。(本当に上長が見ているのかも怪しいと穿っているのだが:-p)
本当に仕事の改善を行いたいのなら、プログラムを作るということはチーム運営が必須となることから、チームや社内で統一できるような手段を上から与えなければならないのではないだろうか。もちろん実行することに無理がなく効果的な手段でなければならない。
しかし、上の者は現場のことを何もわかっちょらんのです。というか個々人の性格とかつかんで適したルールとは何かを考えるなんて、そう簡単に思いつかないよな。
ま、そんなチーム運用なんて放っておいても身に付くものじゃないんだから、プログラマが考える業務改善なんて推して知るべしだよ・・・。
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