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2007年7月 4日 (水)

読了:タムール記2 炎の天蓋

「それではうまくいきません。魔術の効果を信じていたたかねばなりません。さもないと、失敗してしまうでしょう。」

タムール記2 炎の天蓋を読了。
今回は、女王エレナの奴隷であり女戦士ミルタイ(表紙の右側にいる褐色の女性)が脚光を浴びる回。
タムール帝国の皇帝の召還に応じた聖騎士スパーホーク達一向。途中、聖騎士団をこっそりと去った<小さき母>セフレーニアと聖騎士団団長ヴァニオンと合流し、また女王エレナの表敬訪問という理由で、陸路を使いタムール帝国へと向かう途中の各国を訪問し、不穏な動きについて情報を集め戦いへの準備を整えようとする。合流そこに過去の軍勢やトロールの大軍を差し向けられスパーホーク達の軍勢と戦いとなる。その敵たちは、神々にしか呼び出せない。以前のように神との戦いとなるのか?

 

炎の天蓋 Book 炎の天蓋

著者:デイヴィッド・エディングス,宇佐川 晶子
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今回は旅また旅のお話で、その中で奴隷として売られて一族から遠く離れていたミルタイがやっと成人の儀式を受けられ、辛い子供時代から幸せな今に至るということが知られる。ミルタイってかっこいい女(少女というにはそれほど若くないし、女というにはそんなに熟れているわけでもない年齢だけど)だなぁ。そのミルタイをぺロシア国の馬賊の首長クリングが娶るわけで、うらやましい限りですだ。

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