読了:ヴァルハラ・コネクション
ヴァルハラ・コネクションを読了。
吉岡平さんはこの話をノッて書いたに違いない。面白い!
中東で酒を売るよう命令された、冴えない日本人サラリーマン長沢大輔が、戦いに巻き込まれ死んでしまう。そこで出会ったのは、来るラグナロクの戦いのため戦士を集めているワルキューレ達。何を思ったかワルキューレ「ブリュンヒルデ」はその長沢大輔を戦士としてヴァルハラへ迎え入れる。
(偶然にも)ドラゴンバスターになり、めでたくブリュンヒルデの夫となる。その縁組に納得していないヴォータン(=オーディン)は地上に持ち去られた武具を探すように大輔に命令する。
北欧神話の知識はさほど無いので、神々の名前とか多々出ているけれどいまいちピント来ない。けれど、そんなこと抜きにしても神々の人間臭さとかがよく出ている。ここら辺は、北欧神話好きにはお勧めなのかもしれない。(名前だけなら、ノルンの3姉妹女神ウルド・ベルダンディー・スクルドが出てくるし)
残念ながら美少女ブリュンヒルデは、初めと終わりに出てくるだけで、しかも大輔の妻となるし。
色々、設定があるようでこの1巻だけでは伏線が回収できていない。願わくばこの続きが読みたいな。お願いしますよ、朝日ソノラマさん。
ヴァルハラ・コネクション 著者:吉岡 平 |
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