読了:狗王
狗王を読了。
米国軍のワンマン将軍(犬の話だけに)が自分の(悪)趣味を満たすため、最高の軍用犬を作らせた。しかし、ちょっとしたアクシデント(人死には”ちょっとした”ではありません)が発生し事実隠蔽をするために、その犬を開発者ごと乗せた輸送機を墜落させ処分してしまう。だが、犬だけは何とか生き残り、近くの動物園の牝狼(タイリクオオカミ)とつがい、仔を生した。その仔の一匹の狼犬が主人公である。
著者の吉岡平さんは、興味を持ってノッて書いているものは、とても面白い。これはノッて書いた本である。
なんというか、ご都合主義的なストーリー展開ではあるが、またそれもストーリーのダイナミックさをかもし出しているので良し。細かいことは気にすんな。面白ければそれで良し。
ただ何時に無く、オーバーキルな話なのは気になったな。特に最後の方のアキバで大暴れしたのは、なにかオタクやメイドたちに恨みがあるのかと穿ってしまうくらい。
狗王 著者:吉岡 平 |
あれ?この本まだ買っていない。
ヴァルハラ・コネクション 著者:吉岡 平 |
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