読了:ガンパレード・オーケストラ 緑の章
ガンパレード・オーケストラ 緑の章を読了。
いや、今回も面白かった。
白の章のメンバーはヘタレでしたが、緑の章は歴戦の”不良”達と使えない坊ちゃん嬢ちゃん達の混戦部隊。”不良”といっても正義を貫くために自分を貫き、軍に煙たがられたためにつけられたフダである。
中国地方の山岳地帯でいきなり攻勢に出た幻獣達に、なすすべも無く壊滅状態に追い込まれる。その撤退途中で、取り残されている住人のいる山中の町にあたり、そこを”正義の砦”として守ることになる。
しかし、その選択は、(消耗戦となることが分かっているが)幻獣の侵攻を食い止る英雄になるか、軍に見放され「死せる伝説」としてプロパガンダのネタとして使われるかを示していた。
そうはさせじと、柴村英史と伯爵が政治的な手腕で補給を取り付け、町の要塞化を行う。戦士達は金城美城を隊長にし幻獣たちと戦う。
連勝し続ける金城隊だが、強くなる幻獣、怪我や恐怖による精神の弱体による戦力の減少で、次第に窮地に追い込まれる。
そこにガンパレメンバー(今回は舞、速見、滝川、石津が出張ってくる)から救いの手がさし伸ばされ、何とか窮地を脱し「生ける伝説」となる。
今回は、スピードが決めて(=弱装甲)の山岳騎兵+動物兵器”雷電”という何とも特殊な兵種である。
結局、最後は装甲車や戦車が重幻獣に対抗できる決め手となるという点は、どこでも同じという結論になってしまうのは残念。雷電を駆使して、巨大な敵をばったばったとなぎ倒すのが、爽快なのだろうけど現実を見ていないか。
あと、裏がありそうなのはドジッコ斉藤だけというのも。単純でよいか?
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投稿: Abbigail | 2007年2月 3日 (土) 20時25分