感想:アニメ
以前のオイラの感想で予想(リセットで何もかも元に戻る)を思いっきり外してしまった、ゼーガペイン。
端的に言うと青春物だなぁ。自分はなんで生きているのか、何のために生きているのかということと同じ。それは自分の世界が本物か偽物かを悩む。
自分一人では、何も出来ないことを認められない者は、自分の世界を否定して自分が主人公である別の世界があるに違いないと思い込むか、自分の殻に閉じこもる。
精神的な防衛機制で、前者は否定、後者は逃避・隔離か?
結局、幻体であろうが、リセットにより繰り返しになろうが、その世界で生きていくには折り合いをつけなければならない。その世界を認識し、影響を与えることができるならば、その世界は本物なのだ。逆に言うと、その世界を否定して認識しなければ、他人には本物であろうが、本人には偽物または存在しない世界ということ。
って、ウチらにも言えることだなぁ。
アニメを見るのは逃避行動の一つなのに、そのアニメに思い知らされるのは辛いものがあるよね。
結局、ゼーガペインの結末がどうなるか(世界を許容するか拒否するか)によって最終的な評価となるな。
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