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2016年4月30日 (土)

2016年第1四半期終了アニメの感想

4月の初めには消化できていたんだけど、なかなか感想を思いつかなくて、1ヶ月かかってやっと書き終わった。単に評価しづらいのか心が疲れて感動とかそういったものがなくなったのか。
でも、結構、優良作が多くてウハウハな期ではあったか。
そして、裸だけを見せるような見ているとゲロが出てしまうようなアニメが無かったのも良かった。
相変わらずゲーム原作のものはダメダメだけど。

-優良作-
●ワールドトリガー
初めは日曜午前中のお子様枠アニメということで気に留めておらず初めの数話を見ていなかったが、CMを目にしてひょっとしたらこれは面白いのではないかと感じ視聴してみたら大当たり。
弱い三雲修を第一の主人公として置いたところがすごくいい。それだけではフラストレーションが貯まってしまうので、戦い慣れた戦士でありネイバーという異色性を持った空閑遊真とトリオン量に優れ攻撃力は高いが優しいが故その力をふるえない雨取千佳という二人のサブも加えることで、負けっぱなしというわけでも、無敵というわけでもないという絶妙なバランス感もイイ。
なにより、敵ネイバーの進攻やボーダー内での対抗戦(個人戦、チーム戦)で、敵対するキャラクタは魅力的で、緩急を付けて飽きさせない見せ方をしてくれているし、定番の戦い方を壊すような様々な戦略が出てきてアッと驚かすような先が楽しい見せ方もしてくれる。
キャラクタも設定も物語も非常によくできていると感心することしかり。
とんでもないところで一旦終了となったのは非常に残念。原作の漫画版に話が追いついてしまったようなので、仕方がないけど。
早く続きを見たいです。漫画も買っておこうか。
●昭和元禄落語心中
石田彰さんと山寺宏一さんの声優としての力量の高さに目を向いた作品。本当の落語とは違うけれど、アニメという記号を見せる場で落語という記号(エッセンスと言い換えてもいい)を申し分なく表してくれた。(関智一さんも最終話で見せてくれた)
#アニメでは雑味になってしまうので本物の臨場感を持ち込むのはNG。その雑味を取り去った形での落語を見せてくれたのは非常にいい。
あるときは話を全て見せて、あるときは部分だけを見せる。時間的な制約があるためでもあるけれど、これは落語は話の芯の部分ではあるけれど物語のすべてではないので、物語を円滑に動かすための施策でもなあるが、落語が長いとか短いとか不満を持ちこさないように配慮して作られているなとも感じた。
初めの1,2話と最後が現代(過去話の導入)、後は過去話(若き落語家の熱気と転落を描かれていた)という構成で、過去話だけでも見ごたえがあったけれど、2期もあるということで現代話がどう膨らむか、めっさ楽しみ。
●僕だけがいない街
ウチのHDDレコーダは時々フジテレビのアニメを取りこぼすが、これも取りこぼしてしまい初めの1,2話が見られなかった。
ノイタミナ枠は最近微妙な感じで、初め見たときキャラクタはオイラのツボから外れているしヤングエースの漫画原作ということで期待もしていなかったのだが、これがかなり面白い。
主軸は探偵もの。タイムリープものという一面もあるけれど、現代パートはヒントを得ることとモチベーションをあげるもの、そして結果(事故を防ぎ幸せな未来を得たという)=報酬という添え物か。
悟が孤軍奮闘していたが、加代と仲良くなり、そして仲間を得て少年探偵的な話になり、最後にはすべてを救うというカタルシス。
良作でした。
今WikiPediaを見て”売れない漫画家”で”リバイバルが事故の原因を取り除かないと何度も戻される”という点を知って最終回の内容に得心した。
-良作-
●Dimension W
ぶっきらぼうで無頼漢なキョーマ(見方によってはツンデレか)と健気なポンコツことミラとの掛け合いというか一方的なアクセスを袖にするような関係は、親父と(手を出す対象ではない)少女の間というある意味不安を抱かなくても見ていられる仲という感じか。
●灰と幻想のグリムガル
よくある”ゲームのお約束が分かっている”中世ファンタジー異世界転生物だと思ったら、何も知らない状態で異種ヒューマノイドと戦う義務を負わされていて1から挑んでいく(義勇兵という形でシステムはある)形。もっとも、ベースとしている街は牧歌的で戦う必要性は、日々の糧を得るためという逼迫性の無さ。
まあ、それはともかく、この作品の肝は、”嘘くささ”が無かった。”リアル”と言うにはそういう生活をしたことないから分からんけど、本当に生活している、生きているという感じがヒシヒシと感じられたということ。
仲間たちとの貧しいながらも楽しい集団生活と、モンスターとの命のやり取り、これらが話の緩急を付けていてメリハリが良かった。
ただ最後にハルが強敵を一発で倒してしまったってのが、リアリティを放棄しているのではないかと思う。まあ、前々からそういう伏線(というかまんまだけど)を用意していて、極限状態なので強敵でも発現しましたってのも言い訳としてはありなのか。ここは穏当に他のチームと共闘くらいにしておけばよかったのに。まあ、Wizardryのニンジャと同じスキルを持っていますよって話なんだろう。盗賊→ニンジャって進み方はWizardryではありだし。(でもあれって悪属性じゃないとなれないよな)
●おそ松さん
やりたい放題でアニメータ(監督・演出か?)が楽しんで作った感じがする。方向性としては「スペースダンディ」か。ほろりとした話はあったが、シリアス話はなかったし、ちょっと違うか。(爆発落ちはあった)
今のお綺麗な話とは違い、下流で下衆な連中のバカ話 それが良かったのだが。
前の話をリセットするってのはイイとしても、しかし最終話の直前から最終話への続きはどうなの。皆が独り立ちでしんみりして次の最終話への期待を持たせておきながら、それが最終話で反故にしてしかもあまりに最終話を意識して盛り上がらせようとしておきながら面白くない。これなら前話の続きと見せないで無かったことにすればよかったのに。というわけで最終回で台無しになったのでこの順位という評価。
●GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
前期からの継続。前期の積み残し分を回収したという感じか。
なぜ自衛隊がゲートの中に入ったのか→侵略で連れ去られた人たちが居て、情報収集および救出を行うという点は明確に描かれてよかったと思う。
でも、テュカの精神崩壊を食い止める+ダークエルフさんの目的(火竜を倒す)を果たすとか、ゲートの向こう側との和平を結び、日本国の平穏を守る→政治的不安の払しょくとかは、副次的な感じがしてしまったのはあるか。
あと、自衛隊の戦力を自由に動かせないというもどかしさは、待機だけであまり描けなかったかも。軍隊の存在を認めないジャーナリストがいたが、特に嫌がらせとか障害になることもなかったので、次期への伏線か。
●赤髪の白雪姫
これも前期からの継続。白雪の芯の通った真摯なところが周りに良い影響を及ぼしていくってのがこの作品の良い特徴。
今期は、ラジ王子の成長っぷりが一つの見どころ。
ゼン王子と白雪が両想いであることを示した前期の最後からあんまり進展ないなーとか思っていたら、白雪が一旦離れて危機に陥り救出され絆を再確認して(白雪がもうちょい歩み寄って内心を見せたり)ってところは、やっぱり進展が遅いなとか思ったり。
白雪の父とかそこら辺は伏線がほとんどない(ぶっちゃけそれいると思わせるような)イベントだったりして、一寸、必然性と整合性が感じられないイマイチ唐突な感じなところがあったり。
あー、なんか一寸ネガティブなこと書いてしまったけれど、好きですこういう話。
●ルパン三世
1stのノワール感や(スパイ大作戦ような)ギミックを使った感じがとてもいい。
作品としては、今風のアニメって感じではないが(コンピュータを使って)技術的な演出がさりげなく使われていて、古臭さを感じさせないところもイイ。
レベッカを使うことで、ルパンの泥棒技術を見慣れた視聴者に新たな視点・観点を与えたというのもイイ。
敢えて欠点を言うと、レオナルド・ダビンチにつなげてから終わるあたりが一寸短いし強引かなという感じはある。
でも、やっぱり良作だった。次回作とか無いのかしらん。
●この素晴らしい世界に祝福を
またラノベの異世界ハーレムものかーと思って駄弁って見ていたら、分かっている異世界ギャグ物として繰り広げられる残念エピソード・・・。
ふーん(・3・)って感じだけれど、これだけではこの作品は語れない。なんといってもこの作品の肝はカズマの呟き突っ込みだろう。
「カズマ!カズマ !」→「(小声で)カズマです」「(小声で) カズマだよ」って聞いたときに吹いた。あれ、アドリブ?だとしたらナイス!
これでかなり順位を上げたです。
●ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~
吹奏楽部の学園ものかーと思ったらさにあらず、なぜか推理物に。
元気なチカとそれに巻き込まれるハルのコンビ、そして各話の珍妙な生徒や癖のある登場人物と、魅力的なエピソード。
面白く見させていただきました。
ところで家が貯金箱のエピソードって、かなり無理がないですかね。錫杖のような音がするって、どこかで動かないと音でないよね?開錠してお金が出てきたけど、あんな大量に不安定なものがどうやって収まるのか、どんだけ家を頑丈にしないといけないんだろう?(その金を他に回せば)とか思ったんだけど、ま、いいか。
●うたわれるもの 偽りの仮面
前作の「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」との関連が分からず。ハクとウコンがハクオロとよく似ているというのは、なにかあるの?
この作品の肝は、クオンが可愛く、シロとお似合いの仲ということろである。それ故に最後のハクがクオンに生きていることを明かせず、失意の中クオンが去るって流れに活きるのかな。
シミュレーションゲームの性質なんか仲間がどんどん増えていくってところがアニメで見るとなんか知らんが駄弁ってくる人が何故か増えてしまっているなーくらい=あんまり意味がないようにしか感じないというのが難点か。
2期が楽しみです。
●機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
ガンダムではある割に終わりを上手くまとめようとして、小ぢんまりになってしまった。
単に地球の既得権益を持った軍隊の一部隊(?)に敵対してしまった、虐げられた火星の孤児たちの傭兵隊という構図に、木星やくざを絡めて大人の事情やらが出てきて・・・。
爺さんを絡めて後ろ盾を得ようとしたのは分かるんだけど、あっちゃこっちゃで利用したりされたりでごちゃごちゃして話がまとまってないし。(そう感じているのはオイラだけか?)
-及第点-
●無彩限のファントムワールド
京アニものは学園戦闘ものに限る。
まあ、なんか他の京アニ学園戦闘ものとアンマリ差別化できていないかなという感触。出来はいいんだけれど、マンネリ化という感じがする。京アニの凄さに慣れてしまったというのもあるけれど。
あと、ルルのプロポーションはエロい。正確がアレなので性的な方向ではあんまり見ないケド。
●ラクエン ロジック
カードゲーム原作という所で、やはりというか、カードゲーム自身ではなく、実際のバトルをテーマとして居るのだけれど、敵の意図がイマイチ読めなかった。結局、ルシフェルが神と人間が共存する世界を作りたいというところから強制的になってしまい、相いれなくなったという感じか。
まあ、なんか強い割には動機が強くなく、それ故あまり被害を出さずに収束したって流れが小物感が否めない。
●少女たちは荒野を目指す
地元の話ではあるが、もう金沢八景駅前は再開発されてしまってアニメの頃の喫茶店やら本屋やらはもうないんだよね・・・。
それはともかく、ゲーム原作のためか、誰かの挫折→皆で支えて回復って話ばかりでどうなんでしょうか。キャラはまあ定番な配置感で問題はないけれど、特色もあまりない感じが。
まあ、オタク学園群集劇的な話としては普通でしょうか。
●だがしかし
駄菓子薀蓄というよりも枝垂ほたるの駄菓子にかける愛情とか、非常識さとか、おっぱいとかを眺める話であった。
あと、サヤ氏のおっぱいのなさをか。
薀蓄物はすぐにネタがなくなってしまうのですよ。するとキャラに頼るしかなくなってキャラを増やすことになるのだが。
●シュヴァルツェスマーケン
えー、妹にも手を出す鬼畜野郎が英雄ですって所でもうゲンナリしましたが。
元はラノベだからハーレム方向に動かなくてもいいのに。大本が18禁モノではあるが。
しかし、戦術機は冷戦時代でもあんなに高度なものが作れたのか?タケルたちの時代まで戦術機やベータが全く変化ないってことになってしまったのもなんだかなと思うですが。
●ノルン+ノネット
ネオロマンだっけ?戦争をしそうになったら地球をぶっ壊してリセットするシステムに組み込まれた能力者でしたが、友達以上恋人未満(リアルな夢の中で接吻はしました)になったので別れたくないですのでリセット無しねって終わりだけど・・・。まあ話が乱暴。今までそういう事にはならなかったのかと問いたい。
ながら見していたので微妙に理解していないのですが、まあ、飽きてしまったというかなんというか。
主役のキャラに特色が無くて、話の牽引が出来上がっていたストーリーを踊らされていたといういうかなんというか、イマイチ面白みを感じなかった。
●ブブキ ブランキ
キャラクタが3DCGで書かれているのはイイとしても、やはり普通のオープンスペースで動き回るにはなんか3DCGでは違和感があり、演出が微妙な感じでのめり込めなかった。
シドニアの騎士では、宇宙船の中とか宇宙空間といった周りがあまり見えないクローズドスペースならいいんだけれど。
●最弱無敗の神装機竜《バハムート》
まあ、一言で言うとIS系兵器が出てくる中世風学園ハーレムバトル物。
フィーちゃんの健気さ以外に語る言葉はない。
(リーズ王女様の存在感のなさときたら!)
●おじさんとマシュマロ
優しいだけで何も持っていないおっさんがモテるかもしれないという夢を抱かせてもらえる作品。
●ヘヴィーオブジェク
兵器のインパクトとメイン二人の掛け合いで押していこうとしていたのだろうけれど、ありえない科学設定(炭団を燃やして何トンもの物体を静電力で宙に浮かせたりビームを何発もぶっ放したり)でかなりゲンナリ。掛け合いもアニメで見せて聞かされるとウザいだけ。小説ならはっきり目で見られないからごまかせるかもしれないけれど、アニメになってしまうとね・・・。
あと、テコ入れなのか女性キャラへのセクハラやらなんやらラノベらしいところなのだけれど、そこもゲップが。
まあ、世界観やら設定の初期インパクトだけで、後が続かない印象。
●蒼の彼方のフォーリズム
あまりインパクトがなく、印象も残っていない。
空を自由に飛ぶという夢を実現してー、ってところはいいけどそれを狭いフィールドに閉じ込めた時点でこじんまりしてしまう方向。これで誰かとくっつくって恋愛がちゃんと描かれていたらもうちょい楽しめたのだろうけれど、競技だけで始終してしまってなんか物足りない。
●てーきゅう7期
まあ、そろそろネタがマンネリのような。
●大家さんは思春期!
(非実在)中学生の愛らしくて珍妙な行動を愛でるだけの話。
でも可愛い。それだけだけど。
●魔法少女なんてもういいですから。
んー、単に魔法少女の付き人(?)が喰えなくなったので、そこら辺に居る人に寄生したよ→やることないから愛でるか絡み方を見せるだけでグダグダ。
話の中身はプチユリ系で、キャラを愛でるだけ。
●アクティヴレイド 機動強襲室第八係
イマイチ印象が薄くてどういった話だったか記憶に残っていない。
敵が何だったかも記憶に残ってない。SPOFバリバリな脆弱なシステムを壊そうとしただか何だったかな。
スーツの時間制限って設定が1回出てきたっきりその後全く出て来なかったし、電車の路線を使うって鉄ちゃんを引き込もうとしたのか?何も考えていない無駄な運搬方法だなとか思ったり。
牽引する魅力がなかった。
●プリンス オブ ストライド オルタナティブ
スタイリッシュスポ魂。
チームが勝つようになるのに理論的なところは全くなく、メンタルが何とかなればイイって話か、個々のスペックが強くてもイヤミな奴とか仲間の繋がりが弱いチームは結局負ける話のどちらか。
もしくはキャラクタを愛でるのどちらかか。
切ると宣言しておきながら見てしまったが、やはり中身は薄い・・・。
●デュラララ×2 結
原作通り。原作の描きたかったことがイマイチ理解できなかったのだが、やはりアニメを見ても理解できない。
まあ、妖怪やら人間離れした奴等に中てられ、平凡な奴がぶっ飛んだことをしたけど平凡がイイよねとか、かき回す奴がいたり、どんちゃん騒ぎになったけど、やっぱり仲間はイイね、ってことなのかしらん。
キャラクタが多すぎて、そいつらを全て描こうとするから、まとまりないんだよな・・・。
●霊剣山 星屑たちの宴
なんだかんだで一通り見てみたが、主人公が有利なるよう強引に話しを進めていて、乱暴すぎ。
韓国と共同作業だか何だか知らないけれど、やっつけ仕事にしか見えない。

2016年4月24日 (日)

今週届いた本

おかしい。
情報処理技術者試験が終わったのでいろんなことができるはずなのに、何もできていない。
床屋に行きたかったはずなのに、土曜日は疲れて動く気がせず、日曜日は寒くて動く気がせず・・・。
車を洗って磨きたいとか、靴を磨くとか、掃除するとか色々あったはずなのだが、あれー?

(1)亡霊星域 (創元SF文庫)
反逆航路の続編。
今、反逆航路を読み始めたが、設定が微妙に腑に落ちないというか飲み込めていない(女性男性を判断できないところとか)。その所為かドップリはまるというレベルにならない。

「詳細設計書不要」「コメント不要」について

「詳細設計書不要」「コメント不要」について。
これらは「不要な(と思われる)ものを作るのに工数を掛けたくない」「メンテの範囲を少なくしたい」という欲求からの発言であろう。

そも「詳細設計書」「コメント」も必要性があって存在する。
それを無視して一概に不要というべきではない。
無論、不要論を唱える者のはその者なりの理由があるのは分かる。

いわく、コード=詳細設計書なのだから、コードを読めばいい。コードから詳細設計書を作ればいい。
いわく、コーディングしてみないと、出来るか分からない。
いわく、コードを修正したら、詳細設計書も修正しなければならない。でも出来ないことがあるから差異が出てしまい、意味がない。コメントも同様。意味が無いものを作る必要性はあるだろうか。いやない(反語)。

でも待ってくれ。それってオカシイと思わない?
詳細設計書の存在意義は、コーディングする前に設計するためにある。設計工程で不明点を明確にしたり、モジュール間の整合性を取ったりするのだ。(加えて言うなら、設計書からテストを起こす。本来、あるべき動作(仕様)を確認するのがテスト。コードからテストを作るのではない!)
コード=設計仕様書なのではなく、要件定義→外部設計→詳細設計→コーディングの流れの一つの工程で結果的にコード=設計仕様書となるだけ。時間がないから詳細設計書を書けなくてコーディングと詳細設計を同時に行い、コードから詳細設計書を作るという本末転倒なチームや顧客は居る。だけど、それはオカシイ。オカシイ作業がまかり通っているだけ。そして、そういう所は大概、品質が悪く、保守性が悪く、失敗プロジェクトが多い。
作業の意味を考えず、必要な作業をすっとばしているのだから当たり前だ。

一方、コメントは(詳細設計のように)工程の一部ではないので、入れる義務はないと思われるかもしれない。
でも、コメントは”保守性”を高めるために、機能の意味を説明するためにある。
”保守性”は工程ではなく、もっと長いスパン(システムの寿命)で必要となるものである。
「コードは読めば分かるように書く」というのは、もっともなのだが、それにはチームの文化を全員が保持しており、そのコードの保守をその文化を持ったメンバが保守できることが前提となる。
でもチームのメンバがずっと同じであることはほとんどないだろう。企業は、組織の硬直化を防ぐために、チームのメンバが変える必要がある。チームからみると構築された役割が壊され品質を下げるようなデメリットしか感じないだろうが、様々な知識や方法論を広げるという役割がある。

何にしろ、存在意義を無視して特定の条件でしか成り立たない危うい過激な意見に同意しても、益はない。存在意義を理解し、その上で改善を行い、成果物を排除できるような環境を作るってのはありかもしれないけれど、それって環境を育てるのに時間がかかるし、あっという間に壊れそうだよね。素直に詳細設計書をちゃんと作る、コメントをちゃんと入れる、メンテもちゃんと行うって確認するルールを作って運用する方がナンボも簡単だと思うんだけど。

2016年4月17日 (日)

平成28年度春期情報処理技術者試験プロジェクトマネージャを受けてきた

春期で記述式の高度技術者試験は合格してしまって受けるものがなくなったので、去年はお休みしたけれど、論述式ってどんなもんかなと思って手ごろなプロジェクトマネージャを受けてみました。
会場は横浜は東横線白楽駅にある神奈川大学。
以前、DBだったか受けたときに来たような・・・。
それはともかく風が強すぎー。

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神奈川大学で実施している試験は、基本と情報セキュリティとプロジェクトマネージャ

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基本は985名!?情報セキュリティは1360名!?プロジェクトマネージャは500名?あれ、3列目の表記がオカシクね?

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綺麗な建物がPMの受験会場。

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オイラの受けた教室は74名受験。内、女性は5名くらい。サボりは6名くらいか。午後になっても抜けた人は少なかった。

午後Ⅰは問題1,2を選択。問題3のSPIの求め方を忘れてしまったため、確実に取れないのが分かっているものがあるより、なにがしかを記入できるものを選択したと。ちなみにSPIはEV/PVでスケジュール差異となる。問題2は、今まで出て来なかった感じの問題で、コミュニケーションに関するもの。前任のPMがうん子野郎だったので皆委縮してしまってチームメンバ間の協力関係がないという、なんともな涙なしでは見られないもの。そんな奴をPMになんかするんじゃねーよ。

午後Ⅱは問題2「情報システム開発プロジェクトの実行中におけるリスクのコントロールについて」・・・
初めて論述式を受けてみたけど、2時間で最低800+800+600=2,200文字を書くなんて無理!これは前もって何を書くか仕込みが重要。
嘘っぱちをズラズラと書き連ねて、何とか文字数はクリアしたけれど、書いている途中で内容が沿っていないじゃないか感が半端なく、こりゃダメだろうなと思う。

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午前Ⅱの解答が出たので確認してみた。
25問中6問間違い。100点満点中76点となったので、午前Ⅰは通った。

間違えたものは、

問1:SPAの説明。イ:ソフトウェアライフサイクルを合意・テクニカル・運用サービスなどのプロセス群に分け作業内容を定めている→ア:ソフトウェアプロセスがどの程度の能力水準にあり継続的に改善されているかを判定するのを目的とする。CMMIじゃないかと思ったら同じでイイのね。

問2:PMBOKのコスト見積もりと品質計画で両方使用する共通のインプットは?エ:品質尺度を選択→イ:スコープベースラインが正解。品質尺度は品質計画の成果物。んー、よくわからんが最初に作るものがスコープベースラインなのかしらん。だからそれ以降のプロセスでそれを使用する?

問9:傾向分析の説明。ア:個々の選択肢とそれぞれを選択した場合に想定されるシナリオの関係を図に表し、それぞれのシナリオにおける期待値を計算して最善の策を選択する。を選択→ウ:時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。が正解。リスク分析なのかと思ってアにしてみたがよくわからん。QC7つ道具でもないしなにこれ?

問10:工数とコミュニケーションコストの計算問題:計算方法の勘違いでアとしてしまった。週40hであり、コミュニケーションコストが1週分であることを計算に入れる必要ありで、メンドクサイ。10人のコミュニケーションコストが9通り/人×10人×2h/週=180h/週=36h/日。10人で分担すると440人h/10人=44h→1週間(5日)と1日としてみる。36h/日×6日=216h→440h+216h=656h。656h/440h=1.4 あれー?2週間にかかるとすれば、180h×2とすれば、360h+440h=800hとなり、800h/440h≒1.8hになるが・・・。分からん。捨て問題だ。

問14:PMBOKの定性的リスク分析。ア:感度分析によって、プロジェクトに与える影響が大きいリスクを明確にする。にしてしまった。エ:リスクの発生確率と影響度を査定した結果に基づいて、リスク登録簿を更新する。が正解。よくわからん。

問20:ITILで定義されるサービスのライフサイクルにおける、サービストランジション段階。エ:戦略的資産として、どのようにサービスマネジメントを設計、開発、導入するかについて手引きを提供することである。としたが、ア:規定された要件と制約に沿って、サービスを運用に移行し確実に稼働させること。が正解。あー分からん。単純に覚えるしかないか。

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論述式の結果はどうなのかしらん。
その前に午後Ⅰがあるのだが。

秋期はまたネットワークを受験します。

2016年4月10日 (日)

今週買ってきた本、届いたもの

桜も満開から散り始め、そろそろ花粉症も収まってきたと思われ。去年、今年とアレグラFXを飲んでいたので花粉症の症状が出なかったので、明確に終わった日はわからない。
晴れて気温の上がった土曜日に窓を開けっぱなししても特に症状は出なかったので花粉症の季節は終わったのだなと実感。
よかったよかった。

(1) BLACK TRACK(初回限定盤) CD+DVD, Limited Edition
PE'Zがソウルフルな感じが全く薄れて興味を無くしてしまいその所為か最近解散してしまい、同じように最近のSOIL&"PIMP"SESSIONSも初めの頃に比べるとオイラのツボから外れた商用的な音楽になり下がったなと感じていました。
んで、何となく今回のアルバムもそうなのかなと思いつつ購入してみたらさにあらず!
イイ、すごくいい!
何がイイって、歌ものが幾つか入っていて、インストゥルメンタル、歌と交互に入っていて飽きない。歌が今までのSOIL&"PIMP"SESSIONSとは一風変わっていて、うたい文句にあるとおりレアグルーブ、jazzファンク、アシッドジャズとオイラのツボにはまりまくるものが入っている。
そして初回限定版のアルバム作成風景の映像特典もイイね。

(2)Man Made Object
NHK-FM「ウィークエンドサンシャイン」で紹介されて、JAZZなのだがスタンダードなものではなく、ドラムンベースなところがあったりクールな感じが北欧JAZZのようでそうでもない。
オイラの音楽知識の範囲は狭いけれど、こういう系統はE.S.TだかEuropean Jazz Trioだかが近いのかなと思わなくもない。
まあ、よくわからないけれどCOOLなJAZZな感じがとてもいい。


(3)イラストで学ぶ 人工知能概論 (KS情報科学専門書) 単行本(ソフトカバー)
今、機械学習(Deep Leaning)が流行りじゃないですか。
んで、職場で”株の値動きの推移予測”に使えるかしらんという話題になり、錬金術の釜じゃないんだから何かを放り込めば金ができるわけがないと。じゃあ本当のところどうなんだということで、初歩の勉強に何かないかしらんと物色しこれを購入。
古典的な経路探索から始まり、多段決定、一推定、学習と認識、言語と論理といった内容を初心者向けに(数式を少なめに)解説してくれる。(今日日、大学生には簡単な内容でないと付いてこないのだろう : -p)
しかし、表紙のデザインはイマイチだと思う・・・。

今のところ読み始めであるが、機械学習などはパターン認識であり多数のサンプルから特徴(記号)を抽出して、その記号に合致するか否かを膨大な計算量で判定することで、知性のようなものを実現するものだと考えているのだが。
つまり、株の値動きに抽出できるパターン(ルール、特徴)があれば、予測は出来ると思う。しかし、株の売り買いはファンダメンタルズ分析のような方法論はあれど全ての人(自動売買もある)がそのようなルールに従うわけではないし、経済ニュースなども含んでいて、株の値動きだけに反応しているわけではない。入力を何にするか、どうやって記号着地するかとか色々問題が山済みでとてもじゃないけれどコストに見合うかが分からないというのが、オイラの現在の認識。

(4)遠隔機動歩兵 -ティン・メン- (ハヤカワ文庫SF)


(5)桜玉吉絶叫四コマ作品集 さらばゲイツちゃん (ビームコミックス)
ゲイツちゃんの他に、桜玉吉劇場4コマとか他に書下ろしもあり。
なんとか生存していらっしゃるようで何より。

2016年4月 3日 (日)

今週買った本

4月に入って、今働いているところにうちの会社から何人か(別の)作業をしに来ることに。
なんかオイラの脳味噌の接続状態がオカシク、挨拶に失敗。(オイラの名前ではなく、出迎えた知り合いの名前を言うという、ホント無意識でなんて言ったのかも記憶していないくらい。)
どうにも季節の変わり目は、調子が悪くなってイカン。春にかけては眠くなりやすいし。(花粉症はアレグラFXがあるので酷いことにはなってない。ありがたや)
さて、今月は情報処理技術者試験があるので、最後の追い込みをしよう。

(1)スキャナーに生きがいはない (人類補完機構全短篇1) 文庫
人類補完機構シリーズは、ノーストトリア と 第81Q戦争を読んだくらいかしらん。
うろ覚えだけれど、ノーストトリアに出てくる最下級民の獣人たちの話とか、日本人受けするよなーと思って読んでいた。世界観も広大で想像のし甲斐もあるし、安心して読めるよね。

しかし、最近、こういう新訳版が多いよね。新作も読みたいんだけれど、版権を買うより、すでに版権を買っているものを再度売り出す方が安いのかしらん。ある程度、購入してくれる人がいることも期待できそうだし。
まあ、絶版になるよりは、新入なSF者に興味を持ってもらってってのはイイことなのかもしれん。

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