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2012年1月 2日 (月)

読了:「迷宮街クロニクル③ 夜明け前に闇深く」「迷宮街クロニクル④ 青空のもと 道は分かれ」

元はWeb上で発表された小説「和風Wizardry純情派」を商用として加筆修正したもの。
元の小説は、「Wの跡地」でPDFとなっていて読めます。

「迷宮街クロニクル③ 夜明け前に闇深く」は、浅い階の探索者は不利になる価格変動制を導入したいとの打診が事業団から提案され、その代わり1階から4階に貫く穴にエレベータ(ゴンドラ)を設置して楽に深い階へといけるようにするとの話。トップグループのひとつを率いる真城雪は探索者たちを説得してまわる。
「迷宮街クロニクル④ 青空のもと 道は分かれ」は、ゴンドラ設置工事の直前の最強トーナメント、設置中の防衛戦、設置後に主人公 真壁が迷宮街を去るところまで。

Wizardryを元にしているけど、設定を使った別物としてみるべき。

  • 舞台は現代日本(京都)
  • 死者の復活はない。これにより緊張感が増し、現代日本を舞台とした本作のリアリティが増していると思う。
  • 4巻では、「祭」でがっつり書かれていた最強トーナメントがほぼ削られてあっさり終了。熱い戦いなのに、削られてしまったのは残念。
    その代わりゴンドラ設置の話ががっつり書かれている。
  • Web版で野田双葉ってキャラクターいたっけ?迷宮街クロニクル オリジナルの模様。
  • 迷宮街クロニクルでは、エピソードを削るつもりだったと書いてあったけれど、この話、群像劇だから削るのはできなくはないと思うが、削っちゃダメだろ

この小説の特徴は、主人公に真壁を設置しているけれど、登場人物を細かく切り替えて描いていく形になっている点。Web上では、ひとりに絞ってことができたけれど、本という形では細かく場面転換されていくので、人によってはわかりにくく感じるかもしれない。
でも、正直、オイラはこういう全体を見渡すような形の小説が好き。
オイラは、主人公や特定の登場人物に感情移入することはあまりなくて、全体が見られるような形の小説が理解を深めやすくて面白さが増す。

漫画も出ていて、漫画版では主人公は死んじゃったから、この小説はWeb準拠(主人公は死なず迷宮街を去る)なのかどうか心配だったけれど、ハッピーエンド(?)でよかったよかった。

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