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2009年12月31日 (木)

意識しなくなること

今、だいぶ前に購入した「くらやみの速さはどれくらい」を読んでいる。
21世紀版『アルジャーノンに花束を』ってことと、「若き女船長カイの挑戦」が面白かったのでその作者ということで購入したもの。

この話は、近未来の話で、医療が発達して子供の内に自閉症の人たちに対して遺伝子治療を行える。しかし、その治療が完成する前の世代の人たちは恩恵にあずかれない(しかし、教育により改善できた)。主人公はその最後の世代。そして、マイクロマシンだかで自閉症を治療できるかもしれないという話が持ち上がり、初めは会社の上司に半ば強制的に受けさせられるように強いられ、だが、その強引なやりくちを上層部にとがめられ、本当に治療したい者だけが受けることができるようになる。

自閉症と普通の人々の違いについて主人公は苦悩し、普通に仕事をして生きていけるのに、本当に自閉症を直したいのかと考える。

んで、今回のブログのタイトル「意識しなくなること」とは、この小説は、自閉症の人たちは我々普通の人たちが普段は感じ取っていないことを、脳が強制的に感じ取ってしまいそれに反応するようになっているということが書かれていて、普通の人たちが以下に不要な感覚を無意識に無視しているということを思い浮かばせてくれる。
逆に言うと、普通の人たちでも意識すれば、たとえば歩いているときに手の間をすり抜ける空気を感じ取ったり、衣服が触れる触覚を感じたり、内蔵や筋肉、脳、骨の所在を意識し足りすることができる。
感覚を研ぎ澄ますことにより、体調のコントロールや意識のコントロールも容易になるのではないかな。拳法の達人、芸術家、工芸家やアスリートは、訓練によって得ていると考えたりもする。いうなれば体を”気”にするってこと。気功に通ずるかなとも思う。
これが想像によるものなのか、意識をすることにより感覚を思い起こさせるものなのかはっきりとは分からないけど。

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著者:エリザベス・ムーン
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オイラは読んでいる物語に引っ張られるたちだから、今はこんなことを考えているのかも。

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